前々夜のカメルーン戦による寝不足を解消すべく、
昨夜は早くお布団に入りました。
そして真夜中、土砂降りの雨音に混じって人の声で、目が覚めた・・・。
男の人が「いいですか、上げますよ、せぇーーの、せぇーーの」と言っているようだ。
この土砂降りの中、何か持ち上げようとしている・・・・らしい。
蒸し暑かったので窓を開けたままだったし、どうやらうち(4F)の真下らしくて
よく聞こえる。
何だろうと聞き耳を立てていると、今度は同じ男の人が電話をかけているようだ。
「○○タクシーですがね、お客さんおろしたら、こけはったんです(転んだんです)。
そしたら立ちあがれなくて、この雨の中、ワタシもほうっとかれへんからね」と
言っている。
さらに「年配の人なんですわ。お酒飲んではるみたいでね」とも。
察するに、年配の女性が酔っ払ってタクシーに乗って帰ってきたものの(アタシじゃないわよ!)、
おりて家に戻る途中で転んで、そのまま動かなくなっているらしい。
で、親切なタクシーの運転手さんは、見ないふりして立ち去ることができず、
お客さんを家に連れていってあげようとしていたのだね。
「雨がひどいから早く帰りはったほうがいいですよ。送りますから立ちましょう。
ほら、せぇーーの、せぇーーの」とまた始まったけれど、ダメみたい・・・
そうこうしているうちに、もう一人別な男の人があらわれたようで・・・
「オカーサン、何号室??何号室??何棟の何号室??送って行くから教えて」
「オカーサン、名前なんていうの??言われへんの??何号室??」
聞こえないけど、その「オカーサン」も何か言ったようで
「うん、ケーサツだけどね、このままじゃいかんからね、送っていくから。何号室??」
どうやら始末に困った運転手さんが電話をしていたのはケーサツだったらしい。
「どうしたの?気持ち悪いの??ほら袋あげるから使いなさい。これ使いなさい」
なんて言っている・・・
(おまわりさん、大変ねえ・・・)
そのうち私もいつの間にか寝てしまったようで、コトの顛末は定かではありませんが・・・
まあなんとかそのオバサンを家まで連れていったのだろう・・・・たぶん。
朝聞いたら、うちのムスメも気になって窓からのぞいてたというし、
私も起きあがってカーテンの隙間から外見たし
(暗くてよくわかんなかったけど)
周囲の団地の住人はきっとみんな同じことしてたに違いない(笑)
でも、日ごろこの団地のヌシみたいな顔していっつも外でだれかとしゃべってる
うちの真上の部屋のおっさんなんか、そのオバサンがどこの住人かなんてすぐわかっただろうに
寝たフリして(ゼッタイそうだ!!)出てこなかった・・・。
などなど、真夜中に人騒がせな「事件」でした。
それにしても、あの大雨の中、わざわざクルマからおりて面倒見てくれるなんて
本当に親切な運転手さんですよねーー!
ワタシは寝不足解消できず、きょうも1日眠かった・・・・・・^^;