余談話

夕食を済ませ
用事あってナースステーションへ

あ、担当医いるなぁ
と遠目で確認しつつ
まぁ先生には用事ないから
ボーッと看護師さんへ要件伝え
待っていたら
ナースステーションで用事終えた
先生から話しかけて来てくれた!

術後どう?から始まり
子供たちのNICUで今のところ順調
無呼吸にもなったりしてたなど
全て話しても
ちゃんと聞いてくれて
こういう症状が出るとか
補足で教えてくれた

私から先生に伝えたかったこと!
平凡な私の胎盤、臓器でも
「もし後学に使える資料になるなら
先生にはお世話になっているし
役立つなら使ってください!」
言えた~!と思った(笑)
先生も爆笑ではなかったけど笑ってた(笑)

すでに私の胎盤のそれぞれの血流を
着色してたとのことで
これとこれの血管繋がってるでしょ?
これが攻めぎあって押し合い
負けたりすると小さい子の
栄養不足にもなりかねなかった
等々、立ち話で
先生のスマホで自分の臓器だった一部の
画像を見ながら
勉強会?開催してて(笑)
それまた楽しかった!(笑)
医療と無関係だけど
学生気分に戻った(笑)

先生も患者にはこんな話ししないよー!
術中の解説は新人の先生や
スチューデントドクターはおらず
「人によってやり方違うから
茶々いれに来た先生に説明してたんだよ
バースプランに説明しながらでいいって
書いてあったよね?!」
等々雑談。
私自身、全工程分からないけど
道しるべある方が安心だったから…
それを「知りたかったから」

と言ったけど
私は変人だろうなと(笑)

哲学的に言えば?

一般的に動物は
一定曲線の成熟値達したら
成長は終えて老化・衰退に向かうのに
動物のメスは
成熟した体の一部が
期間は個体によって多種多様だけど
妊娠によって
一定期間の急成長を遂げて
出産したことで
急激な衰退を遂げる

人間では何十回も起こることではなく
数少ない体験だからこそ

双子たちを通して
私は貴重な経験を
知ることができた

気さくな先生だからこそ
少しでも生物学を学び直し
学ばせてもらってた機会だったから


「しかも人生で手術って中々ない!
滅多に知ることがない世界でもあるから
楽しまないと損じゃないですか!」
と口走った笑い泣き
先生も笑って
「確かにね、私も手術されたことないし」
とも言ってた(笑)
本当に気さくで話しやすく
ここで産んで良かった


今さらだけど
この妊娠を通して
大学病院に通いだして
担当医だけでなく看護師
他の科の先生と見られる白衣の人たち
人を助けることに格好いいなぁと憧れた
もちろんキツイお仕事だから
言うだけ、思うだけ

プロの人の話を聞いて
感化された

私も何か極めたいなぁ

まずは双子たちのお世話
上の子のケア

のプロにならなければチュー

少しだけ自分の学んだ学問を
学び直して取り組みたいとも考えつつ
ポンコツだからなぁと
何事も中途半端な人生です