こんなに長く寝込んだのは、記憶にある限り、アトピーが重症化して動けなくなった20年以上前以来の事で、
やっと回復して今こうしてブログを書こうという気になれたところなのですが、
1か月前くらいに風邪のような症状から尋常じゃない酷い咳が続き、
調べると「百日咳」の症状と一致していて、
ニュースで、今、例年になく急増しているのを知ったのですが、
これまで私なりに心と身体を探求して来て、自分自身の心と身体とも向き合って来た末、
身体の治る力の凄さ(ボキャブラリー足らずですが、本当に凄いとしか言いようがないのです)を体感し、
アトピーが重症化したときも、その後の軽くはなかった色んな症状も、時間はかかっても自然治癒して行った経験から、
「普通は病院に行くのが当たり前なんだろうな・・」と、
最近でこそないですが、
過去には、私が病院にかからない事を非難されたり、異様な目で見られたりした時の、
罪悪感に似た心地悪い気持ちが今回もちょっと湧き上がっては来ましたが、
今回も「治るまで家で養生するしかない」と、
仕事関係や関わっている方々にお伝えして、
感染力が強いとの事で、ずっとほぼ家に引きこもっておりましたが、
今回、このタイミングでこの症状が出た事が、私にとっては自分の心と身体とより深く向き合う
機会となったと感じていました。
これまで、病気や症状について疑問を持つたびに、希望が持てる答え、腑に落ちる答えを求めて来ましたが、
インフルエンザのような「ウィルス感染」については、ある時「ウイルスの力を借りて身体を浄化をする」という文面に
ハッとされられ、それから自分の中で認識が大きく変わりました。
そして自分のココロとカラダに注意を向けてみると、自分がとても疲れている、無理をしているのは分かっていても、
立ち止まる事も休む事も出来ないでいる、そんな時にインフルエンザにかかって動けなくなって、高熱や色々な辛い
症状が治まって来たころにはインフルエンザにかかる前よりカラダもココロも軽く楽になっているのを実感するようになりました。
そして寝込んでいる間は、それまでは他者との関わりで良かれと思って、
色々「こうせねばああせねば」と奮闘していた事も、
症状が辛くて自分の事だけしか考えられないのですが、
人の事より自分の事を優先する事に罪悪感を持っていた私は、
インフルエンザで寝込んでいる時には「インフルエンザなんだから」と「罪悪感」なく
自分の回復が最優先でいいと思え、ココロの平穏を得ていたのでした。
で、そんな自分を実感するようになってから、でもやっぱりインフルエンザは辛いわけで、
ならないに越したことはなく、
で、無理をしない、疲れないように自分の思考や行動を変えて行き、
それからはインフルエンザにもかからなくなっていったのですが、
前置き長くなりましたが、
今回の百日咳と思われる症状ですが、やはり今回も
「ウィルスの力を借りて、ココロとカラダを浄化をしてくれた」
と実感せずにはいられないのです。
「病気に感謝しなさい」という言葉を見聞きした事がある方もいらっしゃると思いますが、
かつての自分は全く理解出来ませんでしたし、
「こんな苦しい思いをして、なんで病気に感謝しなければならないんだ」と、
その言葉を見聞きする度に、怒りすら感じていたのを覚えています。
それでもやはり、その言葉にまだ自分が気付いていない何かがあるのだろうと思い、
それから長い年月をかけて、その言葉の真理を理解しようと
模索して来ました。
病気に感謝出来るようになった人たちは、どんな景色を見ているのだろうと。
その探求の道のりについて、更に次に続きます。