前回の投稿で、
「究極のおもいのまま」
を意識的にやってみている事についてお伝えしましたが、
何故こんなことをやっているのかと言えば、
私は人生の前半、ココロとカラダも辛く苦しい体験を
し、
25年前に、幼少時のトラウマ的記憶を思い出した事で、
ココロの苦しさの理由が分かり、
そこから、ココロとカラダの仕組みを知りたくて
探求するようになったのですが、
ココロについては、無意識の自分・・
例えば、意識出来る自分は「こうしたい、ああしたい」
「ああなりたい」などと、望むのですが、
自分の中にそれに抵抗する自分がいるのを次第に
強く実感するようになり、
その抵抗の強さといったら、
甘くみたりするととんでもなく、
本当にやりたいと思っていた事でも、
「これをやらねば」などと、少しでも自分に強要しよう
ものなら、
途端にやりたい気持ちは失せ、
ゴロゴロしたり、時間つぶしにテレビやネットを見て、
あえてダラダラを過ごそうとする自分がいるのを実感する
ようになり、
そんなとき、いつも浮かぶのは、
「ちびまる子ちゃん」で、
まるちゃんが、いつまでも、
ゴロゴロしながらテレビを見ていると、
お母さんに
「まる子!!いつまでゴロゴロしているの!!宿題やりなさい!!」
などと怒られているシーンで、
私が子供の時も母も、まさに、まるちゃんのお母さんのような
カミナリ系で、
私も子供の頃、散々ガミガミ言われて、まるちゃんのように
「めんどくさいなぁ~」「やりたくないなぁ~」と思いながらも、
やらないともっと大きいカミナリが落ちるので、しぶしぶいやいや
重い腰を上げるような、そんな子供時代だったのですが、
小学生だったときは、まるちゃんのようだった私も、
中学生になると、
「うるせーな、クソババー!」などど言えるようになり、
「勉強しなさい!!」と命令してくる母に対して、
反発心、怒りを感じるようになったのを覚えていますが、
そのように思い返しながら、
大人になってから、自分がやりたいと思った事でも、
「決めた事はやりなさい!」なんて、自分に強いてしまうと、
そんな子供の時のような自分が反発してくるがごとく、
正に私の内側で、当時の母と私の激しいバトルが起こっている
かのようにワサワサして、最悪の気分になって疲れ切って
しまうのを実感してから、
「このままだと私、一生やりたい事やらないないまま死ぬな」
「確信」し、
何故なら、私の父と母も「これしたい」「あれしたい」と言いながら、
二人とも、それをやらないまま、この世を去ってしまったからです。
ココロについて探求して知るようになった法則、
「人は一番やりたい事をやらない」
自分や他者を観察していると、
本当にそうだなぁ~と思ってしまうのでした。
・・と、
もの凄く前置きが長くなってしまいましたが、
こんな法則を知っていながら、
まんまとこの法則通りに、やりたい事をやらずにこの世を去るのは
不本意なので、
この抵抗する自分を解きほぐすため、
「やれ!」と圧をかけずに、
内側の自分がやりたくなるように、楽しいと感じられるように、
思考錯誤しながら取り組み始めたのです。