■ はじまり

 

「cococafeノート」シリーズを作り始めた頃、私は漠然と考えていました。

 

——このノートは、どんな人の心を癒せるんだろう?

——誰かの支えになれるとしたら、どんな場面だろう?

 

日々の中で、そんな問いが浮かんでは消えていました。

 


■ 仕事で触れてきた「人の死」

 

私は現在、保険金請求のコールセンターで働いています。

また、以前は保険会社の外交員として、さまざまなお客様と接してきました。

 

その経験から、日常的に「人の死」に向き合う場面があり、

遺された方々のさまざまな想いに触れてきました。

 

——もっと話しておけばよかった。

——気持ちをちゃんと伝えてくれていたら嬉しかった。

——残された言葉があれば、救われたかもしれない。

 

そういった言葉や表情から、私は

想いは、伝えなければ届かないこともある」と強く感じたのです。

 


■ 偶然出会った「グリーフケア」という言葉

 

そんなある日、𝕏のタイムラインで、

自殺してしまったお子さんやパートナーについて綴った投稿が流れてきました。

その投稿に心を揺さぶられ、私は初めて「グリーフケア」という言葉を知りました。

 

大切な人を失った深い悲しみと向き合うこと。

その心に寄り添い、少しでも癒しを届けること。

それがグリーフケアの意味だと知り、私は考えました。

 

——言葉にすることで、悲しみが和らぐことがあるのでは?

——気持ちを少しずつ綴る場所があれば、心が整うのでは?

 


■ 2つの想いから生まれた「大切なあなたへ」

 

こうした想いが重なり、私は

エンディングノートグリーフケアノートを作ろうと決意しました。

 


■ 想いを綴ることで、心は少し軽くなる

 

「エンディングノート」は、

大切な人と100日間、想いを伝え合う交換ノートとして。

もちろん大切な人へ想いを残すためのセルフ日記としての活用も可能。

 

「グリーフケアノート」は、

深い悲しみの中にいる方が、自分の気持ちを自由に綴るノートとして。

 

どちらも、「想いをカタチにする」ことを大切にしたノートです。

たとえ一人で綴っても、たとえ言葉が途切れても、

その一歩が、少しずつ心を整えてくれるはず。

 


■ おわりに

 

まだまだ考え温めているノート案もありますが、

ひとつひとつに「誰かの心にそっと寄り添う」という想いを込めて制作しています。

 

いつか必要な誰かのもとへ、そっと届きますように。

 

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