このたび、エンディングノート「大切なあなたへ(交換ノート)」を無事に出稿しました。
このノートは、シニア世代の終活や、療養中の方・余命宣告を受けた方と、
そのご家族が想いを伝え合うための100日間の交換ノートです。
このノートは「交換ノート」として、
大切な人と気持ちをやりとりする形を想定していますが、
自分ひとりで「大切な人へのメッセージを綴るセルフ日記」として使うのもおすすめです。
「いつか伝えたい想い」「ありがとうの気持ち」「あの日の思い出」——
誰かに向けた言葉を、自分のペースで静かに綴る時間も、心を整えるひとつの形だと思います。
ノートの内容
📖 100日間の交換ノート形式
📖 1日1つの質問(感謝・思い出・未来について)
📖 お互いの体調を記録できるページ
📖 自由に気持ちを綴れるフリースペース
📖 表紙は折鶴モチーフ。シンプルで優しいデザインに。
「cococafeノート」シリーズの中でも、私が特に大切にしているのがあとがきです。
このノートを作るにあたって、私の祖父母のエピソードを思い出しました。
祖母は、よく祖父との惚気話をしていました。
お出かけの思い出や、若い頃の話を楽しそうに語る祖母の表情が、私はとても好きでした。
でも、祖父は寡黙な人で、そんな祖母の話を横で聞いていることが多かったんです。
——そして、ある日突然、祖父は亡くなりました。
その後も祖母は、変わらず祖父のことを想い続けています。
「もう少し話をしておけばよかった」
「もっと気持ちを伝えてくれていたら嬉しかった」
そんなふうに感じていたかどうかは、わかりません。
でも、私はその姿を見て、「想いは、伝えなければ届かないこともある」と、深く感じました。
想いをカタチにするノート
このノートは、気持ちを言葉にして残していくためのものです。
たとえば、大切な人と一緒に気持ちを綴る交換ノートとして。
あるいは、自分ひとりで「伝えたい人」に向けて書くセルフ日記として。
「いま言えない気持ち」「いつか伝えたいこと」
そんな想いを、ゆっくりと言葉にして残していく——
それが、あとがきに込めた小さな願いです。
これから届けたい人へ
このノートが、「今この瞬間を大切に生きる」こと、
「大切な人へ想いを伝える」ことのきっかけになれたら嬉しいです。
一人でも多くの方に届くよう
今後は書店様や支援団体様とも連携して、少しずつ広げていく予定です。
📌 発売日や取り扱い情報は、また改めてご案内します。
まずは、無事出稿できたことのご報告まで。
応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。