*映画鑑賞(酷評とネタバレあり) | *蒼空とため息

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日々の書きまとめごと

第32回野間文芸新人賞に輝いた柴崎友香の小説を映画化したラブストーリー。突然行方をくらました恋人を忘れられずにいる女性が、彼とうり二つの男性と出会って揺れ動くさまを追う。同じように見えてもまったく異なるふるまいをする2人の男性と恋に落ちる女性の物語。




言い方変えれば、5年付き合って結婚を決意した女性の前に大好きだった元カレが現れて揺れ動く女心を描いた作品。


元カレがそもそもクズ男で(東出みたいな?)彼女の前から突然居なくなったりするから、嫌いになった訳でも話し合って別れた訳でもないから、彼女の気持ちが浄化されないまま今に至ってしまった


揺れ動いてしまうのは当然。


元カレが彼女の前に現れるシーンはドラマ『あなたのことはそれほど』で見せた不気味さが漂ってて、ゾクゾクしましたが(東出らしいとゆうか、それしかできないってゆうか)


そもそもロケ先で見かけたくらいで、家突き止めちゃうって設定にムリがある。個人情報どこで仕入れた?


一度は元カレの手を繋ぎ、逃げてしまうんだけど、夢から覚めて自力で好きな人のとこに戻ろうとする。


ずっと、役柄なのか演技が下手だからか、この彼女の主体的な感情が見えず、周りのキャストよりぼやけていたので、やっと自分の足で歩いたかと。。。
でもこの女性のふわふわとした雰囲気に男性は翻弄されるんだろうなぁと、あざとさも見え隠れ。



で、私はどうしても女性目線になってしまうので、元カレと手を取り逃げてしまう事が、まるで結婚式の途中で花嫁連れて逃げ出すくらいに描かれてるんですが、そんなに悪い事?



あなたたちの不倫に比べたら・・・笑っ



男の人って自分の事棚に挙げて女の浮気は許せないらしいけど・・・


心の裏切りはあったとしても、まだ猶予あると思うんだけどな。


逃げ出すタクシーの中で彼女は思いっきり元カレの事を叩き感情をあらわにする。


もし目の前に行方知れずの大好きだった人が現れたら、心がぐちゃぐちゃに掻き乱されるだろうと、
そんな不安私にもあったから。
感情移入とまではいかなくても、気持ちは分かる。


ストーリーの中に東日本大震災の事が描かれてて、電車も止まり、男性が会社に戻ろうとしているのか家に帰ろうとしているのか街をさ迷いながら、彼女と再会するシーンは違和感ありありでした。


私だったら、真っ先に好きな人は無事だろうか、連絡取ろうとしたり必死に探そうとするし、実際震災の時、好きな人のいるお店にまず行ってたし。



途中で寝落ちして巻き戻しながら見ましたが、私はわりと、これはこれ、それはそれと割り切って観れました。


周りのキャストの引き立てが良かった。








そして・・・唐田えりかが語ってた
撮休の時も東出に本読みしようとおっしゃっていただいて、ずっと一緒にいたって





本読みした結果がこれ?ですか?
そんな本読みするほど難しい芝居もしてませんし。
二人とも演技力なさすぎ。せめて劇団からやり直して下さい、笑っ


※GYAO!でも配信してるんですね。
yahoo IDの方の酷評がっ、、、( *´艸`)