原発から漏れ出す放射線の恐怖から避難を決意した私達ですが子犬を連れての避難というのは非常に苦渋の決断でした。
なんせ車に乗せるのも二回目でその一回目は酔って吐いてしまっていたのです。
それがいきなり他県までの長距離移動ですので小さな体にかかる負担は相当なものと予想出来ました。

しかし放射線を小さな体に浴び続けるよりはずっとこの子のためになるという判断に至った訳です。

ですから万全の準備をしての出発としました。
7人乗りの車は後部座席を全てたたみココアの住み慣れたケージを運転席のすぐ後ろ、助手席から手が届くところに配置。
さらに揺れに慣れるまでは助手席の妻が膝にタオルを敷いて抱っこしながらの移動。

すでにトイレは覚えていたのでコンビニ等で休憩しながらケージに戻し排泄を我慢しないようにさせる。

それにちょっと可哀想でしたが出発前のご飯はごく少量にしてなるべくお腹にものがない状態にしての移動としました。

全く食べないのも胃酸が増えそうですし、なるべく1日の生活リズムを狂わせたくないという判断でした。


新米飼い主なりにネット等を調べての準備になりましたが当時は犬を連れての避難の仕方などを紹介している所はありませんでしたね。


今後この私達の記録がどなたかのお役に立てれば幸いです。(もちろん避難しなきゃならないような事態にならないことが一番です。)

結果、福島県から栃木県黒磯市までの約4時間の避難移動中、出発してから一時間くらいで一度ちょっとだけ吐いてしまいましたがその後は妻の膝の上で気分良さそうに過ごしていたように思います。
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