今日は朝早くから平塚美術館へ
行ってきました。
実は私、9月から
「対話型美術鑑賞のファシリテーター」
になるため、研修に参加しています。
「対話型」
とか
「美術鑑賞」
とか
小難しそうな言葉が並びましたが
簡単に言うと、
「絵画や彫刻などを見ながら、
思ったこと、感じたことを
みんなでおしゃべりしようよ」
という感じ^ ^
美術鑑賞というと、
制作された年代、⚪︎⚪︎派、技法、
美術史の流れの中でこの作品は云々カンヌン
「あ〜!!!私には教養ないから無理!
美術館にもほとんど行かないし」
そんな美術、アートへの苦手意識
なんとなく美術館は敷居が高い方にも
ぜひ参加してほしい!!
平塚美術館よりお写真お借りしています
と、いうのも
対話型美術鑑賞って
アート鑑賞を通して、
「観察力」
「批判的思考力」
「コミュニケーション力」
を育成する教育カリキュラム
なんです。
MOMA(ニューヨーク近代美術館)
とアメリカの認知心理学者が研究・開発し、
広まりました。
知識があろうと、なかろうと
一枚の絵を前に
「これはなんだろう?」
と、自分の考えを見つける。
違う人の意見を聞く。
そうすることで、作品への理解を
深めていく体験ができます。
終わる頃には
みんなで冒険の旅に出たような、
探偵グループとして事件を追ったような、
そんな気持ちになるかも!
ファシリテーターは
鑑賞者と作品をつなぎ、
鑑賞者と鑑賞者をつなぎ、
流れをくみとりながら
新たな視点を引き出す役割なんですが…
おもしろいっ!!!
こんなに楽しい遊びがあったのか
ってくらい面白いです!!!
これ、大学の授業とかでやりたかったな〜。
平塚美術館よりお写真お借りしています
事実と解釈を分ける、
「どうしてこう思ったのか?事実を述べる」
そこに面白みを感じています。
正解はなくて、いい・悪いもなくて
「こうなってたから、こう感じた」
をみんなで共有していく。
Aさんはこう感じた
Bさんはこう感じた
ふ〜ん、そうなんだ。
そんな風に思ったの!?
なるほど、そう解釈するのもありだよね。
いや、そうは思わない。
こんな見方もある
あんな見方もある
絵が私たちを語らせます。
この対話型美術鑑賞は
小学校へも出前授業として実施しています。
小学校でこの授業が受けられるって、
ホントにうらやましい!!
あ、ちなみに
平塚美術館では1月、2月と
美術館で「おしゃべり美術館」として
対話型美術鑑賞をしていますので
ご興味ある方は…
いや、ちょっとでもピン!と、きたら
参加してみて下さい!!!
日時
1月19日(日)、2月16日(日)
11:00~12:00
※受付開始10:50
※鑑賞時間は30分ほどです。
11:00~12:00
※受付開始10:50
※鑑賞時間は30分ほどです。
場所
平塚市美術館ミュージアムホール及び展示室
参加費
無料
※高校生以上要観覧券
※高校生以上要観覧券
事前申し込みは不要です。
当日、時間になりましたらミュージアムホールにお越しください。
当日、時間になりましたらミュージアムホールにお越しください。
ちなみに私は参加していませんが、ステキなファシリテーターさんが皆様をアートの世界に誘ってくださいますよ!!