そろそろ、会社や学校が始まりますね。

我が家の中学生、長男くんは今日からフリースクールが始まるそうで



誰よりも早く起き、自分で朝ごはんを食べ、元気に出発しました。


↑私も夫もビックリ 笑


あの!あの!長男くんが自らウキウキで学校(人の集まるところ)へ行くなんて。

朝は毎日行く行かないの口論から始まり…
そのうち大人があきらめ…
長男くんは家にこもり、ゲーム三昧の日々。

小学一年生から、「学校行きたくないな」が始まって、なんとかなだめすかして一緒に登校してたりしたのが懐かしい。




それで、ですね。
お正月にももう一つ、彼の成長を感じたことがあったのです。

実家へ帰った時のこと。

うちの父(長男にとっての祖父)は思いっきり男尊女卑?的な発言をする人なんですね。

「男とは強くあるべきだ!」
「男だったら泣くな!」
「男とはかくあるべし!」


忍耐・根性・努力!!!
押忍!

みたいな人物です。


この標的になるのは、長男くん。

これまでも、様々な根性論を押し付けられそうになってはスルーしたりしてたのですが…


祖父「長男くん、今年は山登りに行こう!」

長男「えー疲れそうだな。学校でやったけど、山登り死にそうになった。行かない。」

私「途中で歩けなくなるんじゃない?大変だと思うけど(お父さんが)」

祖父「なにいってんだ!男の子なら登り切らなきゃ!そんな弱っちいこといってたらダメだ!男の子は強くなきゃいけないんだ」



長男「そんな考えは昭和だよ」



祖父「…」

長男「男だって弱い子もいるんだよ。強くならなきゃいけないなんてないんだよ」




令和の風を感じましたね 笑

あの!あの!!
強く言われると口ごもってしまう子が。
反対意見を言われるとお布団へ直行(現実逃避)していた子が。

自分の思ってること言えた!!!


初めて「パパ、ママ」言えた時の感動がよみがえりましたよ。



夫にそのことを伝えると
「アニメの影響もあるかもね。」

なるほどー。
アニメ、youtube 、ゲーム
そこから色々とインプットして、自分なりに
考えてるんだな〜。


一方、妹(長女)は学校で学ぶことが多く、
長男と口論になる場面もあります。
それがまた、いいな、と思ってまして。


偏った意見だけでなく、いろんな考え方に触れて自分で考える。
必要なこと・大切なことって、親がどうこうしなくても、ちゃんと自分で掴み取っていくんですね。



そんなことを感じた、令和二年のお正月でした。