台本名【彼は】
目安時間【約8分】
空音 奏(ソラネ カナト)
夢望 叶(ユメミ カナ)
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叶)私の名前は夢望 叶。夢を望み、叶えると書いて夢望 叶。今回話すのは私の事じゃないから覚えなくても良いけど、
奏)ふぁぁぁ、、、ねむい、、
叶)彼の名前は空音 奏。空の音を奏でると書いて空音 奏。今回話すのは彼の事だ
奏)あ〜お腹すいたなぁ、ねむいだるい帰りたい、、あっクレープたべたい
叶)彼はよく、お腹すいた、眠たい、だるいという
これが彼の口癖だ。そして目に付いた食べ物を食べたいと言う。そして
叶)クレープたべたいなら奢ってあげようか?
奏)うんにゃ、大丈夫〜
叶)彼がその口癖を言う時、まともに答えてはいけない。答えた所でこちらが馬鹿を見るだけだ。
それと今回1番話したかったのは、彼の特徴だ
彼は
奏)俺さ君の事好きなんだよね
叶)嘘吐きだ
奏)君に何かあったら俺は全力で君を守るよ
何があっても君を離さない、俺がそばに居るから安心しなよ
叶)この言葉、よく使ってる言葉。色々な人に使い回している言葉。
彼は嘘を吐く、
わかりやすい嘘
わかりにくい嘘
どれが嘘でどれが本当かなんて本人にしかわからない。いや、本人ですらわかっていない
奏)嘘が吐けない世界になったら、俺は生きていけなくなるな
叶)彼はそう言う、そしてこうも続ける
奏)嘘があれば人を笑わせる事も出来るんだよね…それに自分を守る事も出来る
叶)私は彼の考えを良いものと考える、だが間違えているとも思う。
嘘がなくても人を笑わせる事は出来る。
嘘がなくても自分を守る事は出来る。
だけど彼はそのやり方を知らない。
奏)大丈夫大丈夫!なんの心配もいらないよ?俺は大丈夫だからさ?
叶)彼はよく「大丈夫」とゆう言葉を使う。
その言葉はただの強がりだと私は知っている。でも彼は私が知っている事を知らない。
彼は私を、いえ、他の人を安心させたくて使うのだ。その結果余計に相手を不安がらせる事も気付かずに...
奏)どうしたの?叶、なんかあった?
叶)彼は無駄に勘が鋭い。私のたった一言に違和感を覚えそう聞いてくる。
奏)何か辛い事あったの?大丈夫大丈夫、俺がそばに居るからさ、安心しなよ
叶)またその言葉。使い回された言葉。
奏)叶?どうしたの?
叶)彼は自分でも気付いていない。嘘で人を笑顔にさせるのは難しい事を
それでも彼は息をするように吐いてしまうのだ。
だからこそ、私はわかりきっているズルい質問を彼に投げる。
叶)ねぇ奏....
奏)ん?どうしたの?
叶)私の事、好き?
奏)えっ?好きに決まってんじゃん
叶)どうして、私の事を好きになったの?
奏).....
叶)彼には答えられない質問。理由はそれすらも嘘だからだ。
彼は自分自身にも嘘を吐くのだ。
叶)ごめん、変な事聞いちゃって、、今のは忘れて?
奏)俺はさ?叶の事が好きだよ。全身全霊をかけて叶を守りたいって思ったんだよね…それに叶の事を見ていると何処か淋しげで、他の人とは違う目をしている。私は独りだって、誰も信用も信頼もしないって、そんな目をしてた。
俺はそんな叶を、そんな叶のそばに居たいって守ってやりたいってその考えを変えてやりたいって思ったんだよね。
俺がそばに居るから叶は独りなんかじゃないぞって、抱きしめて耳元で言ってやりたかったんだ
他の理由は単純だよ。叶を好きになったから好き。これじゃ駄目かな?
間
叶)私は驚いた。とても、とても驚いた。
今まで彼の嘘なら全部見抜いていたのに、何故か今回は何も分からなかった。
これは嘘なの?それとも本当?どっちなの?
奏)大好きだよ、叶
叶)私の頭は次第に回転を辞め一つの結論に至った。
この言葉は紛れもなく本物だ、と
叶)それを確信した瞬間、私の目から自然と涙が流れ出した。
奏)叶??
どうしたの?どこか痛いのか?
叶)ちがう、ちがうの、、
奏)ならどうs
叶)ごめんなさい、ごめんなさい!
奏)えっ?ちょっと待って、なんで謝るの?叶、何か悪い事した??
叶)だって私、奏の事疑ってた…全部嘘なんだって、、ずっとずっと疑ってたの!
奏)ぷっ、ははは、なんだそんな事か
叶)そんな事って....!
奏)いいんだよ?いっぱい疑いなよ、疑って疑って、それで本当の事に気づけばいい。ただそれだけでしょ?
叶)ばか、ばか、ばか!
奏)知ってるよ、俺は大馬鹿野郎だ
叶)私も奏の事が好き、
奏)うん
叶)大好き....!
奏)うん、俺も大好きだよ
叶)うん、うん!
奏)ばーか
叶)ばか
大好きだよ奏
奏)知ってるよ、ばーか
叶)これが彼、空音 奏とゆう1人の大嘘吐きで大馬鹿な男、私の大切で大事で大好きな彼氏さん
本当に分かりにくくて、わかりやすくて、大好きだよ、ばーか
それじゃ、そろそろ時間だからここで終わりね?
私の彼氏さん、言う時は言うからかっこいいでしょ!
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