若い時は自分がどう老いていくかも楽しみだった。
「それなりに毅然として美しく老いる」なんて目標があった。
その時は知らなかった。「老い」には痛みが伴うなんて。
街でウインドウに映る私を見て「やれやれ」なんて思う。
ちゃんと背筋を伸ばしているつもりなのに痛みで背筋が伸びてない。
だからまず颯爽と歩けない。車の乗り降りに
「ごめんなさい!腰が悪いからゆっくりしか降りれないの」
と運転手さんに言いながら「ゆっくりで良いですよ」と運転手さんの言葉に
癒される私。でもそんな「老い」に抗う私。いつまでも忘れたくないおしゃれ心
秋風におしゃれ心もときめきて