今年の夏はほぼエアコンに浸かったままで終わりそうだ。それでも夕方になると川辺を20分近く歩く。
玄関でよく会う私とほぼ同年のご婦人。いつも寝巻きのままフラフラして、たまにエレベーターで降りてきては
人の出入りを眺めるのが日課らしい。つい2年前はしっかりしてあったけれど、みるみるいわゆるフレイル状態に。
元気な時は、頑張る私に「リハビリなんかしてもどうせ歳をとればみんな同じよ」と言われるので会うのが嫌だった。
今は週5回、自費でヘルパーさんを雇い世話をしてもらう生活だとか。「あの人はお金があるからそれでいいんでしょう」
とだんだんと友達だった人も離れていくようだ。
手をこまねいて老いるがままに身を委ねるなんて私にはできない。
自分は自分、人は人。まさに人それぞれだが、私にはできないことだ。ポエム「cocoringの部屋」
日焼けせずままに終わるも寂しけり