限られた時間なので「三井寺」を割愛し「蝉丸神社」を選択しました。
三井寺は確かに有名で美しいお寺であり何度もテレビなどでも紹介されています。
でも敢えて、人が行かないと思われる「蝉丸神社」に行きました。
全くと言って良いほど手を入れてない荒廃した荒れ寺、、。何だか蝉丸らしい雰囲気。
正岡子規さんなど訪れたようではあります。
石碑に刻まれた有名な和歌
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
これが行く人も帰る人も会って別れるという逢坂の関なんだなぁ。という意味らしい。
「逢う」は「会う」と異なり特別な感情や運命的な出会い、
再会などの個人的な感情がこもリます。
蝉丸は百人一首の坊主めくりでは欠かせぬ存在。子供の頃家族で興じた「百人一首」の思い出
が、皆の笑い声や母のやさしい顔が、浮かびます。
生い茂る社の句碑に迎えらる