都心は俄然インター熱が高まってます。
たぶんトレンド的にも今後の生き方にも、インターの選択が正解なのだろうと痛感しつつ、「そちら側」になれなかった私は、古き良き「こちら側」を全うするしかなさそうです。
息子には出来れば前衛的に育って欲しいなぁと思いつつ、進路に悩む日々です(まだ1歳
)。
さて、東カレの続きが出たのですが、コメント欄があったりなかったりするのは何なのかしら。。
で、今回のコメント欄に、「年齢に見合わないことばかりさせられて可哀想」みたいなことが書かれていて、これまた都市伝説だなぁと思いました。
「仕上がった子ども」と幼稚園受験
附属幼稚園の多くは、「仕上がった子ども」を好まないという言葉、ご存じでしょうか。
当時は、「いや、お受験でしょ。そんな建前信じないよ
」と思いました。
でも、受験を終えてみると、なるほど、園は早期教育を良しとしていないどころか、
「早期教育を良しとする親」を良しとしていないことが分かりました。
だから、幼稚園受験に対して、子供を頑張らせるのは逆効果です。頑張るべきは親です。
そこを履き違えて、子どもにガツガツお勉強させて、「良い子」に仕上げようとして課金地獄に陥るのは、お教室の良いカモです。
実はこれが、幼稚園受験と小学校受験の大きな差なんです。
小受は凡そ小学校3年生くらいの知能を求められますものね。内部進学組と外部受験組の差…についてはよく聞くところです![]()
とにかく、全く違う、と思って臨んだ方が良いと思います。
(本当はちゃんと延長線上にあるのですが、その辺りの考察はまた別の機会に。)
「年齢に見合わないこと」を要求される?
どこまでを「年齢に見合わない」と捉えるかは、価値観の分かれるところだとは思いますが…
例えば、5分間静かに座って待つとか、初めて会ったお友達ともケンカしないで遊べるとか、お菓子をお人形さんに等分する…といったことは、子供に求めすぎでしょうか?![]()
実際、多くの園が求める「親と十分に関わり、愛情と手間暇をかけられて育った子ども」というのは、むしろ「子供らしさ」に評価の軸足があるように感じます。
意外と、のんびり育てたい、というニーズに合う園は多くあるので、イメージだけで拒絶したり、選択肢から外すのはもったいない気がします。
あ、むしろ逆に、イメージ先行で「仕上がった子」の集団を期待するご家庭には、却って「残念
」と思われてしまうかもしれません![]()
それぞれの園にカラーがあるでしょうが、娘の園は、文字が読めないことを前提に園生活が始まり、
幼稚園児の教育において「成長の早い遅い」「文字が読める読めない」などという目に見える分かりやすい指標に一喜一憂するのはむしろ恥という価値観を皆が共有できる点で、居心地が良いです![]()