まさかの性別逆転からの自分に顔の似ていない娘との対面に戸惑って以来、常に頭の片隅にある「男の子」への思い。
周りの男の子たちが気になってたまらない。
- 単純で気持ちの切り替えが早くて、とにかく幼い動きが可愛い!
- 今しかないママへの甘え方、たまらない!
- ブルー、白、グレー、ミント…男の子の服の色が好きすぎる!
- 虫は嫌だけど、恐竜、生き物、乗り物…知らなかったものに詳しくなれそうで楽しい!
- 自分が知らなかった世界を一緒に見られそうで羨ましい!
異性だと常に新しい経験ができることが良いな、と思う。
夫も性別逆転は堪えたようで、男の子への憧れはあるみたいだったので、「産み分け」について聞き込みを開始した。
軽いトーンでママ友に聞いてみると、出るわ出るわ、産み分け情報がどんどん集まる。
やはりここは、欲しいものは必ず手に入れたい野心家の集まる都心![]()
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身近で「成功した!」と言っていた女医ママに話を聞き、「男の子は簡単よ!!」と言われたので、挑戦することにした。(つづく)
それにしても…
娘2歳頃の私の気持ちは下記の通り。
女の子の遊びって、もうすっかりやり尽くしてしまっていて、新鮮味ゼロ。
お人形遊びもおままごともシルバニアもドレスも、妹のときにぜーんぶ一緒にやったから記憶も鮮明で、もう食傷気味。
ああ、プリンセスね、そろそろプリキュアね。好きな色は紫とピンクね。はいりょーかーい![]()
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と、半ばやっつけ仕事。意外性ゼロ。
そうだよね。国旗やら動物やら恐竜が好きな女子は私から産まれないよね。。
いや、もちろん可愛いんだけどね、自分だってそういうの大好きだったしね、全然良いんだけどさ。
なんか、もう、何度目??みたいな感覚があって。
それはきっと、自分の幼少期の記憶も、妹の面倒を見た記憶も、その友達と遊んであげた記憶も全て鮮明だからだと思うけれど、目新しさが全くなくて辛かった。。。
何でだろうなぁ。あんなに憧れてたはずなのに。
もしかして、自分がしてもらえなかったことを何なくやってもらえる娘への嫉妬?!
全く自覚はないし、だとしたら嫌すぎるんだけど…と自分を振り返ってみる。
白とピンクが溢れた子供部屋、イベントごとにドレスやアクセサリーを新調、ぬいぐるみもおもちゃも、欲しいものなんでも手に入る豊かな時代を生きる娘を見て、幸せだなぁと、しみじみ思う。
特にそれを見る自分に歪んだ気持ちはないつもりだけど、特段「女の子の夢」みたいなこの状況にワクワクもしないというシンプルな気持ち。
どちらかというと、もう少し大きくなって、娘と一緒におうちを作って、お部屋をトータルコーディネートする世界観の方が楽しみ。
もっとちゃんと会話ができるようになってから、自分とは違う感性を持った娘との対話をしたい。
よく考えたら、小さい頃憧れた世界は、「小学生との娘との時間」だった気がする。だからかな。もう少しの辛抱かな。
ああ、未知と不思議に満ち溢れた男の子が…欲しい。