「今どきそんなのある?」


と、友達に驚かれたガーン

世は令和。そんなの時代遅れか?




確かに私自身、夫婦別姓がいいなと思っているし、戸籍も家制度も時代にそぐわない面があると思う。



でも、私は自分の脈々と続くルーツを知った時、とても嬉しかったし、誇りを持って生きることができた。夫の家はもっと出自が明確だ。


今期のドラマ「やんごとなき一族」のような世界は確かに存在するわけで、だからこそ合格お受験合格(幼・小受験のみを言及するための単語の意味)はこの学力以外の“何か”が物を言う。



そして…

お恥ずかしながら、私はそういう世界が好きなのである。


お金や学歴よりも、「一族」が好きなのだ。だって、Family historyはお金では決して買えないものだから。



夫の家はどちらかと言えば落ちぶれ貴族だけど、そんなのは私たちの代で建て直せばいい。


「息子」に受け継ぐ未来があるのも楽しいだろう。



だから、「女の子のママになる」という幼い頃からの夢を抱き続けてきた自分とはまた別の、理性的な部分で「男の子を産む」ということに対する並々ならぬ拘りを持っていたことに気が付いた。




何よりびっくりマーク


そんなくだらないことオエーで、嫁としての自分にケチをつけられる可能性があることが耐えられなかったのだ。


いや、違うな。


正確には、何一つ後ろ指差されることのない「嫁」になりたかったのだ。


だって「嫌いじゃない」からね、その世界。(2回目)。

表向き、「良いのよそんなこと」といいながら、いつか取り返しのつかないタイミングで「やっぱり男の子が…」とか、お墓問題を引っ張り出されて険悪になるケースとか、色々あるのを見てるからね。


私は「その世界」にどっぷり浸かる側になりたいのよ。まずは認めてもらわないことには始まらない。


自分の努力でどうこうできる訳でもないにも関わらず、いずれ揉め事になりそうな種を、速攻で排除できるであろうことに満足していた照れ