私の娘がまだ高校生だった頃に。
娘から体の胸の異変を伝えられ、病院で検査→大きな病院へ紹介→再検査→入院→摘出手術・・・とあれよあれよと、そんな状況となってしまった。
まだ結婚もしていないのに、胸に傷をつけることになってしまうのか、と思うと・・・私の方が医師の前で動揺し、泣いていました。
あえて病名は伏せますが、癌ではありませんでした。
けれど、再発する可能性のある病気で、再発する度に悪性化していく病気、ということがわかっていました。
癌ならば、5年再発しなければ、一応完治となるのでしょうけど。
癌ではないので、その期限がありません。
何年経っても心配がつきまとっていました。
半年おきに検査し、再発がないかを確認してその度にどきどきして結果をききました。
手術をしてくださった先生が、腫瘍を取ったあとにきれいに胸の形を整えてくださったので、ほとんど傷は見えませんし胸も普通です。
順調なら妊娠も出産も授乳も心配ないよ!と言われていたので、安心しましたが。実際に出産した時には、ホルモンもかなり分泌されるでしょうし。変化なかったことに変化があると怖いな、と思っていました。(親はいつも心配しちゃいます)
でも再発することもなく、産まれた孫も3歳になりました。
半年に一回だった検査が1年に一回となり。
先日の検査の時には、
『もう大学病院には来なくて大丈夫!』
と、言われたそうです![]()
自分で会社の婦人科検診等で検査するだけでOKと。
異変があった時にくればいい。
良性腫瘍でこれだけ再発しなかったら、大丈夫でしょう!と。
もちろん100%安心ってことじゃないけど。
ずっと胸の奥につかえていたものが、取れたような気持ちになりました。
13年・・・長かった。
本人である娘はどんだけ不安だったかな。
よかったね。
妻となり、母となった娘。
ずっと健康にね!