2月第3月曜の2/17はプレジデントデー(President Day)で祝日。大統領の誕生日を祝う日といっても,今のではなく,エイブラハム・リンカーンとジョージ・ワシントンだから!


その日は,うちで雪のために一日延期にしていた親戚のバースデーパーティを開いた。


親戚がケーキ(白い生クリーム)を焼いて来るという。うーん。ありがたい申し出だけど,誕生日のご本人に頼りっぱなしもどうか...と思い,前夜にシフォンケーキを焼いた。いつもは生クリームとフルーツソースをどんとテーブルに置いて各自好きなだけ乗せてもらったり,飾りなしのチーズケーキだったりだけど...さすがに誕生日のケーキはそうもいくまい。

絞るクリームが緩い...食事の準備もあり,泡立て直す余裕なし。

アメリカ生活での良いところは,異様に質を求められないところ!手作りとか家に呼んでくれるのが最大のご馳走であり,レストランに招待するのは好まれない。高級レストランよりも,散らかっていて料理の見栄えがまずい家の方が良いというので...。誰も料理の写真は撮らないし,上手だとほめることも下手だと謙遜することもなく,気楽である。

料理に時間をかけると,夫から「読書とかもっと他のことに時間を使うように」と言われるのもありがたい。

星条旗色で,イチゴの赤・生クリームの白・ブルーベリーの青...と思ったが,親戚が白い生クリームのケーキを作って来るというし...夕方以降はチョコレートは食べないというので,ココアパウダーをほんのちょっとだけ混ぜた。国旗を立てて,ペーパーナプキンも星条旗柄に。

HAPPY BIRTHDAYの13本のロウソクは,作って来て頂いたバースデーケーキに立てた。誕生日が祝日と重なると本人はイヤなもので,ケーキはプレジデントデーとバースデー用で2つ。

このケーキはかなり大きく,残りのケーキやフルーツは翌日近所のお年寄りにおすそ分けした。

ずっと焼いてみようと思っているバースデーケーキは...聖母マリア様の誕生日とされている9月8日のケーキ。キリスト様の誕生日にはケーキを焼いたりもらったりするように,(毎年その頃はガレージセールをやっていて慌ただしいけれど)今年は何か焼いてみたい。