Spellbinders 社から出ている刺繍用のダイカットでカードフロントを作りました。

これが刺繍用に作られたダイ。
長方形のフレーム(A2カードサイズより2mmほど小さい)もついています。
15年ほど前にもカードにステッチを施すデザインはあったけれど,ミシンで直接紙を縫うか,目打ちで紙に穴を開けて刺繍糸を通すというもの。どちらもイマイチ...。

これは既に小さな穴がカットアウトされているダイで,ここに刺繍糸を通すだけ!この穴は,針で二本取りの糸を24回通せる大きさです。目打ちだと,裏側は紙がボソボソして糸を通しにくいし,穴同士の間隔も穴の大きさも不揃い...。こういう幾何学模様は,きちっと機械的にカットできてこそ美しいのです。


1枚作るのに時間がかかるなぁ,去年の4月にセール(各$24.99→$10)で買ったはいいけど果たしていつやるのかと長いこと放っておいて...年末の紅白等のテレビを見ながらちょっとずつ糸を通した。3週間ほどでようやく7枚完成。これからバースデーカード等に仕上げていきます。


テレビを観ながら,友人とコーヒーを飲みながらできるお手軽クラフト。編み物のように目を数えることも,刺繍のように図案に沿う必要もなく,ただ糸を通すだけです。クロスステッチより簡単で,やり直しもすぐにできるし,ホントに何も考えなくてよい。額縁に入れた作品が家にたまっていくクロスステッチとは異なり,カードならプレゼントできて喜ばれます。


紙や刺繍糸の色,糸の組み合わせでできるパターンは無限大。ドルマを作ったりクラフトをしたりで,あっという間に長い冬も終わりそうです。