今朝,庭のアトランティックリリーが開いていた。

今年は既にたくさんの方々とお別れをした。先週末も今週も。昨夜Visitation(お葬式の前のお通夜のようなもの)に参列したが,まだ若い方で...過労死だった。 

 

命とは,自分の時間のこと。私の1分は私の命だ。

 

人の時間を盗ろうとする人は,ストレスも連れて来ます。時間は見えないので,タダだと思っているんですね。どうせ家にいて暇にしてるんでしょうとか一人暮らしですることないんでいいだろうとか勝手に判断したり。忙しくないなら人の時間を使ってもいいというのは,大きな間違い。私の時間の使い方は私が決めるもので…厳しく聞こえるけれど,Aさんには厭わないけれどBさんには使いたくないということ。自分の利益のために,平気で何時間でも奪おうとする人は要注意です。 

 

「久しぶりに連絡をくれたのだから」とか「せっかく誘ってくれたし」,「同じ職場で働いているのも何かの御縁」といちいち真正面から向き合えば,時間を盗られストレスを溜めるだけに留まらず,マルチや詐欺にも引っかかる。知らない番号の電話に出ないことと同じように,無視してよい。罪悪感とかないから。 

 

カリフォルニアに住んでいる友人が,自分はバウンダリー(boundary/境界線)の訓練をしていると言った。断るのに理由は要らない,できないこと・したくないことはただNoと言えばいいと。本人曰く,「どうも勧誘されやすい顔立ち」らしく,何かと無理な頼まれごとをするのだとか…。

 

断る理由は1つではなく,複雑なことが多い。時間・お金・手間(労力・エネルギー)・心情が絡み合っていて,いずれも貴重なものである。自分の時間と同様に人の時間も尊重する,それだけのこと。

 

「私のために時間(お金・手間)を使えないってこと!?」と言われても,その通りですとしかえ言えない。「友だちでしょ!?」と責めるのはあまりにも安っぽいし,「困った時はお互い様」というのは助ける方のセリフです。


まあ圧力をかけてくる人は,私のためには時間やお金なんか使ってくれないだろうけれど…。 

 

人生は短い。自分が大事だと思える物事や人に,自分のお金・時間・労力を使いたい。