7月14日,アメリカの郵便料金が値上げになる。ここ数年は毎年2回(1月と7月)。


今回もまた大幅値上げ。


国内封書用の切手(forever stamp)は,68¢から73¢へ。国際郵便は$から1.55から$1.65へ。追加切手は24¢から28¢にアップ。近年の上昇っぷりはスゴイ。


先日,郵便局に2巻(68¢✕100枚✕2巻=$68✕2巻)と国際便用の切手を買いに行った。郵便局によっては窓口付近に切手が置いてなくて,局員さんがわざわざ奥の方へ取りに行ったり。さらに,「国際用の切手は3枚しかない」と言われたので,別の郵便局へ行き20枚購入。でも,国際用切手($1.65)はわざわざ買わなくても大丈夫。国内用forever 切手と10¢切手を2枚ずつ(73¢✕2+10¢✕2)で$1.66。切手が値上がりしてきても,この2枚ずつの組み合わせで大体ちょうどになる。


日本も10月から値上げだそうで...封書は84円から110円。ハガキは63円から85円。消費税率の引き上げを除いては30年ぶりの値上げだという。

郵便離れが進むとは思うが,逆に考えると郵便の価値がより高まるということ。これまで通り,それ以上にカードは贈りたいと思う。

日本的な贈答文化がないアメリカ。結婚式で金品を差し上げても何もお礼もしない(引き出物もなし)のは普通である。お悔やみでもカードのみの場合が多い。

よって,カードの果たす役割は大きい。アメリカは何でもコスパ重視だと思われるかもしれないけれど....メールやテキストメッセージ,連名では失礼に当たるというのは,日本以上だと感じる。

忙しい現代人にとってテキストメッセージは便利だし,何てったって無料。ただ,トイレで用を足しながらでも送信できるお礼や,お笑い番組を観ながらでも書けるお悔やみのメッセージ,である...。

お返しの品は受け取らない,カードなら,さらに手作りなら喜んで頂くという人もいる。最近,オーブンやコーヒーショップのカードの購入希望があったが,手の込んだものは人気がある。