「DIYクラフト」というのは,折り紙のように折る箇所が多いものやハサミで切る箇所が多いもの,工作っぽく立体的な作品などを称した言葉のようだ。

 

何年も前に,クラス(いろんなテンプレートを習う)で作ったのがこちら。

紙に切り込みを入れて,竹串(BBQ用の太いもの)を組んでいくだけ。

 

このブログでは「DIYクラフト」を「ザ☆工作」と呼んでたりするが,それは作り方だけでなく,子どもの工作に使われる身近な材料を使ったりするから。

 

紙皿・紙コップ・竹串・割り箸・ストロー・紙袋(ランチ用)等を使うと,どうしても子どもの工作になる。

 

爪楊枝や輪ゴムは見えないところで部品として使うのはいい。クリップは事務用品ではなく,デザイン性が高いものなら大人のクラフトに使える。


廃品利用でトイレットペーパーの芯...となれば,もう小学校の図画工作の域だ。

 

そう言えば,以前メルカリでトイレットペーパーの芯を売っている(しかも売れる)とテレビで言っていた。ネットで見ると20本で300円が相場らしい。1本15円。うーん...要る人には宝,要らない人にはゴミなので妥当なのか。

 

トイレットペーパーの芯,子どもの学校の工作で要るんですね。取っておくよう早めに連絡しなかった学校の教員や準備しておかなかった本人という問題は置いといて...誰か(親族や友人)からもらえなかったのか,それに売る方の手間と言ったら。「どの家にもある不用品を利用して工作を」というコンセプトの授業だろうが,メルカリで買うのに意味があるのかと思ってしまう...。


年末にネット(日本語)で見たが,クリスマスのクラフトで,ペーパーの芯に赤い紙と黒いリボンをまいて(サンタの服),紙ナプキンを通してあった...「キッチンペーパーの芯で作ったけど,トイレットペーパーの芯でも大丈夫」と作者のコメント付き。子どものままごとならいざ知らず,トイレットペーパーの芯をテーブルに乗せてクリスマスのごちそうとして招待客に出す...口を拭く紙ナプキンをそこに差し込む。いいアイデアと思って紹介しているに違いない...工作感がどうのというより,衛生面。

 

トイレットペーパーの芯。使用前にはキレイに取り外せないので,ずっとトイレに置いてあって使用済みと呼べるものでしょう。人の家,しかも見知らぬ人のトイレにあったモノを...?メルカリには「商品の状態:目立った傷や汚れなし」って書いてある。汚れって,当たり前!!検索してみると,汚いとか不潔という言葉は全く見当たらず。需要と供給があるのだからいいと言えばそうだけど,これで自分が食事に招待されたら気持ち悪い。

 

ともあれ,工作アイテムは大人のクラフトには耐え得るとは言えぬ。気分を下げるし作品の質に影響するので,使う時は要注意。