今年よく使っているダイ。

Spellbinders(Essential Rectangles/A2サイズ)の製品で,長方形4つ・ドットのみの長方形4つがセットになっている。
 
セールで購入したのはいいけれど,点線やクロスステッチとは違ってドットのラインはダサいのではないかと使わずにいて...
 
イチゴのスタンプに合わせてみたら,そのかわいさに驚いた。

スタンプとドットカットのみのシンプルカード!!ダイカットをたくさん切ったり,凝った形状のカードにする必要がない。 

 
フランスのマダム。 

イースターカードにも。

 存在感のあるスタンプにぴったり。

ダイカットにはカットアウトと呼ばれる切り込みタイプがあり,ベースになる紙面を切り抜いた部分が模様になる。小さいパーツを貼って糊でべたべたしたり貼り損ねたりしないので,仕上がりも美しい。スピーディに作品が完成する。
 
厚手で上質のコットン紙などをカットするとホントに切り口がキレイ!紙が糊で波打つこともなく,既製品のような高級感と安定感も出る。
 
「飾りが少ない」イコール「ケチくさい」・「凝っていない」・「簡単にデザインできる」ではないから。下手な人ほど飾る。ごてごて飾れば飾るほど,ダイやスタンプの本来の美しさを損ない,ダサくなってしまう。

点線やクロスステッチの切り込みも,紙の端からの幅や点線同士の間隔,深さ...と見るべきポイント多し。切り込みはしっかり,かつ美しいかどうか。

洋服でもそうだけど,シンプルなデザインほど質が大事。平面仕上がりのシンプルなカードにこそ,紙・スタンプ・インク・ダイの質がものを言う。