昨日の記事に書いたてんとう虫のカードを贈ってくれたのは,ドイツ人の友人夫婦。去年の旅行中,コーヒーに招いて下さったのを機に知り合った。


ご自宅はまるでペンションのような大きな家で,木々や花に囲まれている。玄関を入るとそこは土間!すぐ横の右手の部屋は,ご主人の木工の作業場。カゴを編んだりウッドボード(まな板)を作ったりして市で売っているそうで,素敵な作品がいっぱい吊るしてあった。

 

階段を上がった2階の廊下には...

1874年に建てられた時のご先祖様の足型だとか。150年前!明治7年...!


足型って...赤ちゃんだけが取るものだと思っていたけれど,新築記念に家の飾りとしてもいい。ステップイン&アップするという意味で,社会人になる時とか人生の大きな節目にも。


洗面所などは改装してあるが,土間に置かれた黒いオーブンは歴史を感じさせる。住みやすく手入れがなされていて,大事に住んでいらっしゃるんだなと思った。


裏庭に続く小道。

おとぎ話に出てくるような外観!踏石の隙間の草がいい。

裏庭も広く,ニワトリもたくさん放し飼いにされていた。裏で採れたヘーゼルナッツを乾燥させたものをお土産にたくさん頂いた。

旧東ドイツのノルドハウゼンから車で一時間くらいのお宅で,もう会うことはないだろうと思うと,切ない。思いがけない出会いだったからなおさら。アメリカに戻ってすぐに,お礼状と共に手作りのバッグやチョコレート等を送った。

カードをやり取りしたりしながら,ずっと思い出の中で生き続けるだろう。