シンプルな大判のカード(5×6.5インチ)です。
ダイカット(Impression Obsession)と柄紙(Authentique)自体が上質でそれぞれが完成されているので,余計なことはせず!いい食材にはいろんな調味料は不要ってことですね。
ダイカットと柄紙のカボチャの大きさとテイストが似ているところも良い。
このダイは2013年のカタログに載っていました。
おどけたような動きのある木は何か話しかけてきそう。木の枝ぶりも質感もいい。家には鋭利さや無駄なデフォルメがない。窓の大きさがそろい,窓枠も丸みがあって建物が安定しているので,安らぎを与えます。屋根の曲線はお城のようにエレガントで,凛としていて品格が漂っている。墓石のカットも柔らかくて1つひとつがキレイ。感電したようなネコのしっぽに,太り気味のコウモリ。
不気味なシーンを幼稚にならぬよう大人のテイストでかわいく仕上げていて…クセがないので,このダイ1つでいろんな作品ができますね。他の柄紙でも作ってみたいし,ステップフォールドカードとかも楽しそう。
右上の空いている所に魔女でも飛ばせたい!オバケも入れたい!満月に雲!...よくわかりますが,忍耐。モチーフ・色数・柄を減らし,全体のテイストをそろえます。翌日見ても良い,という気持ちで。

