3日前(4/30)にうちに来た親戚が見せてくれたスマホの動画に驚いた。ライブ動画で,ホントに今の様子だという。


ロビン(robin/コマドリ)の巣に,青い卵。4つ!!!ホントに4つ(この画像はネットより)。

家の玄関ドアの横(ランプがある)に2年前に巣を作ったそうだが,掃除婦の方が撤去してしまったという...。幸い,また反対側に巣を作り,先週卵を発見。そして,昨日孵化したよと写真が送られて来た。


Day1(5/2)

真上から巣を撮影できているのは,数年前に,ドア上に防犯カメラを設置したからだという。まるで撮影してくれと言っているかのよう!

Day2(今朝の画像5/3)
こちらは孵化前日(5/1)の様子。
しかも,ドアの端がガラス張りなので,家の中から撮影できる!!家主は普段は車庫のドアから出入りするそうだが,宅配便の人が玄関に来た時,親鳥がものすごく騒いでいたとか。


手持ちの本には,針葉樹・落葉樹・茂みに巣を作ると書いてある。別の本を見ると,人工の建築物の上もあり得ると。しかし,ガラス張りのドアの横で防犯カメラの真下とはスゴイ。


以前書いた記事。

卵が孵化したら青い殻を取っておいてと頼んでいたんだが,親鳥が全部食べてしまったらしい。卵を温めるのに殻が邪魔であるのと,カルシウムを補充するためだとか。


ペイントしたような,いやそれ以上の美しい青い卵,決まって4つ。その殻ですら人間には手の届かないものなのだ。


何だか竹取物語を思わせる。かぐや姫が,求婚者に持って来るように求めた蓬莱の玉の枝は,偽造品だった。決して手に入らない幻の宝物。そしてかぐや姫は月に帰ってゆく。


青い卵の殻が手に入らなくて良かったと思う。人間の手が届かぬ世界,手を伸ばしてはならぬ聖域があるということ。私にとっては,何でも欲してはいけないという戒めだ。


巣立つまで12~14日だという。この4羽のひな達が元気に巣立つように願う。