昨日,アメリカで2度目の献血に行った。

さて,前回の献血はこちら。
初めてでないからか,ラピッドパスの問診数も40個くらいに減っていた。
対面の問診では身長・体重・コロナワクチン接種の有無と回数を聞かれ,ヘモグロビンと血圧の測定(体温は測らず)。血圧が上がらないように塩分摂取量を減らしていたので,かなり低くて驚いた(60台と100台)。ソースやバター等に既に塩分が入っているから,普段の料理に塩そのものは全く使っていない。
早めに着いて順番待ちをしていると,知っているアメリカ人が入って来た。彼女の家にホームステイしていた日本人留学生が,高校でうちの夫にアメリカ政治を習っていたという関係だ。会うのは15年ぶりくらいか。いまだに外国人は皆同じに見えるが(笑),外見が全く変わっておらず,すぐにわかった。
聞けば,息子さんはオンラインで出会った日本人と結婚し孫も生まれ,近所に住んでいると言う。自身は昨年退職して70歳の今,高校時代のボーイフレンドとスキーを楽しんでいるそうだ。充実感にあふれ,実に生き生きとされていた。
献血を終えて会話に入って来た男性(65歳くらい)が,スキーをやりたいけど年だし…と言うと,「何言ってるの。高齢者だってできるのよ」と一蹴。
私は重度の心配性で,何においても自信がない。努力もしていないから,そりゃそうだ。一方,できない理由や参加しない理由を探すのだけは得意。多くのチャンスも逃してきたと思う。
目先の損得はもちろん,老後の心配をしてばかりでは,何のために生きているのかわからなくなる...。人生,短し。やりたいことは,やればいい!
春も近い。献血の日に気持ちを新たにしたいと思った。