夫方の親戚に郵送したクリスマスカード。

全盲の女性ですが,仕事をしながら一軒家で一人暮らしをされています。
 
ダイカットパーツのMERRY CHRISTMASの文字は,白いフォームシートを重ねて3㎜くらいの厚みを持たせました。点字は嫌いだということなので,触って字が読めたらと願っています。
 
カードの重さは17g。厚紙のように曲がらない訳ではないので,定額切手(60¢)で郵送可能。ちなみに,曲げることができない(rigid)封書は追加の切手(additional stamp)が必要です。  
 
サンクスギビングにも呼ばれて一緒に料理をしたこともあります。何でも自分でされていましたが,ワイングラスはいくつも割ったから洗って欲しいと頼まれました。
 
退職したらと夫が約束していたのは,自身の本一冊を録音して送信してあげるということ。機械的な音声ではなく,生身の人間の声で聞きたいというリクエストです。夫は,今日は喉の調子が悪いなぁとか読み間違いが多過ぎたとか言いながら,一か月くらいかけて音読による録音をしていました。
 
緑内障で視力を失いかけている友人もいるので…指先で読めるようなカードもいろいろ作りたいと思います。