9月1日に出かけようと車庫から車を出していると,表通りに面した車庫の両脇に菊(マム/mum)の鉢植えが2つ。誰から?確か,こちらの隣人は今日は早朝から出かけて帰宅は遅くなると言っていて,お向かいさんは「早く菊の季節にならないかなあ!」とつぶやいていたな。多分そうだと思って,お礼のトウモロコシ(Long Family Orchard)を持って玄関のベルを鳴らした。

本当に立派な鉢植え!質がいいものはツボミもびっしりついていて隙間がなく,形が美しく大きくてこんもりとしている。茶色の傷んだ部分もなく,色も鮮やか。夫が作ったキャスター付きの鉢植え置きに乗せたら,高さが出てより映える。

さらに,お花のお返しに,と庭のジニアを20本切って(ガレージセールでもらった)花瓶に活けて持って行った。形状と色の違うものを交ぜたが,やはりこのピンクの幾重にも重なる層のジニアは群を抜いた美しさ!こういう紙のデコレーションがあるよね。
(いつも誰かに頂くものになっているが)今年のマムは黄色。夏の終わりを告げる花は,ノスタルジックで王道の黄色がいい。
 
私が小学生の頃は,確か高学年だけだったか,一人一輪ずつの鉢植えの菊を育てていた。校門近くのテントの下に鉢植えがずらりと並べられていて,下校時に寄って眺める。夏休みには「菊の水やり」といってクラスで二人組の日直当番を決めて,自転車で出かけていったものだ。秋には確か菊祭りという行事もあり,自分の菊の絵を描いて体育館に掲示されていたなぁ。

 

菊と言えば,思い出す。花の良さは全然わからなかったけれど,黄色い菊の花びらの先端がくるんとカールしていたことと,花を育てたという記憶はしっかり残っている。