人様のお宅で出されるフルーツ類は何故おいしそうに見えるのか?よくよく思い出してみると,切り方だということに今更ながら気づいた。キウイでもマンゴーでも細長い方を生かして縦長に切ってある。
これまで,キウイは輪切りという発想しかなかった。ナーンにも考えず。
私のスイカの切り方はというと,直方体のピシッとした甘い中央部分を来客や高齢の隣人達(食事ボランティア)に出して,端っこの三角部分はうちで食べるというものだった。そうなると,いつもうちでは白っぽいところや崩れた部分を口にしていて…仕方がないとあきらめていた。
左側は無料で高齢者に差し上げる分で,右側は自宅用。

スイカの球形に包丁を入れても,大きいので一回では切り離せない。反対側からもねらって包丁を入れてみるが,最初の切り込み位置にうまく合わず,ペラッとした薄い部分ができる(この状態を言い表す言葉ってあるのかな)。
これを避けるには,一回で切り取れるところまでで切るということ。恐ろしく簡単なことだ。三角っぽい塊になったところを,さらに小さく三角に切り分けていく。
おいしそうに見える!しかも,端っこまで人に出せる!ということは,誰でも同じ部分が食べられる!
考えてみると,料理でも野菜の切り方(細切りや角切り)をそろえるではないか。フルーツも同様だということに全く気付かなかった…。
以前はこんな切り方をしていた。
...今までの苦労は何だったのだろうか。
スマホの動画でも,横長よりも縦長画面の方が再生回数が多いそうだ。縦長。同じものでも高級感があるように見えるから,いろいろな点で発想を転換してみたい。