中東のお菓子と言えばバクラヴァが有名だが,Halva(ハルヴァ)も,中東の伝統菓子。中東の親戚の家で食べたり,プレゼントにもらったりする。スプーンですくい取った画像で失礼...。

私が親戚にもらったのは,トルコ産でどうやら上質のモノらしい。パッケージに記載されている原材料は,ゴマ・砂糖・バニラ・クエン酸・gypsophila juice(カスミソウ水)。

 

カスミソウ水についてネットで検索してみると,ハルヴァに使われるものだと書いてあった。バラ水のように調理には必須のようで,中東マーケットに売ってあるんだろうか。


このパッケージにはこう書いてあり,健康志向の人向け。

  • No Palm Oil(パーム油不使用)
  • Non GMO(遺伝子組み換えなし)
  • Vegan (完全ベジタリアンの人もOK)
  • Gluten Free(グルテンなし)

練ってあるのに粉っぽさが残り,ほろほろと崩れる食感。強烈なスパイスは使われていないので大きく好みが分かれることはないように思うが,ゴマがみっしり凝縮されている。濃厚なのでスプーンひとすくいで十分,それ以上は食べられない。

 

数カ月前に日本のテレビで,銀座にある菓子店でバクラヴァが販売されて大行列ができているという映像を見た。確か期間限定で,それがさらに行列の価値を高めてるのだ。バクラヴァ...日本では珍しいだけで,常に販売されているなら買わないように思う。


日本人は食に対する関心が高く,食べたことないものは是非とも!お金には糸目はつけない!どれだけ並んでもいい!遠くまで行くのもいとわない!という人が多いような気がする。

 

おいしいかどうかは,もうホントに個人の好みや慣れだからねぇ...買ってまでは食べないので慣れることはないが,クセになる味と食感かも。バクラヴァと同様で入手できないとなると,どうしても食べたくなりそうな気がする。


中東のお菓子はハチミツやナッツで甘く高カロリーの物が多いが,濃厚でコーヒーや紅茶に合うように作られていて少量食べると非常においしい。