長年使った衣類乾燥機が壊れて,先月買い替えた。インフレで物価は毎年上昇し続けており,レシートを見ると価格は18年前の2倍以上。
購入店は,配達と引き取りはサービスに含むが,ガスの付け替え作業の料金は別だという。この店を通して免許所持の作業員に頼めば,かなり高額になるがどうするかと問われた。自分でやるか,ハンディマン(電気や水道等家全体の修理をする便利屋さん)を個人的に頼んだ方がいいんじゃないかと。
店員さんは「簡単よ。自分で取り外せるわ」とやり方をざっと説明してはくれたが,簡単なら何で免許が必要で18,000円以上($160)もかかるのか。衣類乾燥機の裏側なんて,見たことないぞ...。
Youtubeをちらりと見て...すぐにいつものハンディマンさんに電話。「わざわざ10数年に一度の取り替え作業を時間をかけて学び,それでもうまくいかない可能性は高い。ガス中毒の危険を冒すのは愚行の極み!」と夫と同意した。
取り外したら,配達後に当然もう一度取り付けに来てもらわねばならない。一回の作業は30分以内(2回で1時間内)だったが,このパンデミックでハンディマンも不足。大忙しだということで朝一番,早朝7:30の取り付け作業だった。
ガスと排気(vent)ホースの取り外し・運搬(壊れた乾燥機を車庫へ)・取り付け。ホース2本はかなり固く締めて接合してあり,渾身の力での取り外しだった。洗濯機と乾燥機の隙間はわずか10cmほどで,ここに体を通して後ろの狭い場所で作業し...ホースを傷つけず,ガス漏れに注意してなんて...到底うちでやれるものではないということだけは十分にわかった。
乾燥機についてきた説明書(レターサイズ)を見ると,ガスの取り替えに割いているのは10ページ。日本的な親切な図解もほぼなく,そもそもうちには必要な工具もなかったので,ムリだったということ。
このスタンプとダイ(Lawn Fawn /Loads of Fun/2016年)を使って...
I would be lost without you.(あなたがいなければ私はどうしたらいいの)。I am lost(自分を見失う)という意味と,靴下等の洗濯物をどこかに「紛失する」というloseをかけてある。
大げさな表現ではなく,ハンディマン不足なので,来てくれなかったらホントに困った。シーツは室内干しできない。奥さん(会ったことないけれど)に,と手作りトートバッグをプレゼントした。
...洗濯機が壊れた時は,洗濯機のカードを贈ることにしよう。