先日のカードで使ったYou brighten my day.(あなたのお陰で気持ちが明るくなる)。このフレーズは会話でもよく使われていています。


大寒波の直撃中に友人からは,"You brightened my day with your card."というメールがあり,別の方からは"Your cards brightened my life."というカードが届いていました。My lifeだなんて大げさな気もしますが,いずれも病気見舞いの返事です。

 

夫に「厳しい日照りが続く夏であっても,このto bright my dayという表現は使うものか?大寒波に見舞われている今だからこそ,使いたいフレーズなのか?」と聞いてみたら...答えは,「あくまで表現なので,実際の天候とは全く関係ない」と。


うーん...やはりそうか。でも,太陽がギラギラ照りつける猛暑日には,わざわざ「あなたが私の1日を明るく照らしてくれた」と言わなくてもいいような...。


でも,そりゃそうだ,でしょう。日本語でも「夏炉冬扇」や「ドングリの背くらべ」等,季節なんか考えずに使いますから。「あ,今は冬だから『雨後の筍のようだ』と言うのはおかしい」なんて,考えない。うーん,ことわざはあくまでことわざであり,「慣用句」というだけあって慣れるしかないってことか。

 

You made my day.もよく使いますね。文脈によって,「あなたのお陰で助かったよ」とか「嬉しいことを言ってくれるね」という意味になります。


いろんなフレーズを知ると,「あれ,何かThank youでは物足りないような...」とか「言いたいことが伝わっていない気がする」と感じるようになります。ホントにいろんなthank youの言い方がある。知っている・聞いたことがあると,自分で使ったことがあるのは全く違います。


アメリカでは大げさ過ぎるくらいがちょうどいいので,50%増しくらいで感謝の気持ちを伝えています。