引き続き,ピンクのストライプ紙を使用。アメリカ人の友人の妹さんに送ったバレンタインカードです。
封筒からハートがたくさん飛び出すデザインはありふれているので,作ったことはなかったなぁ...。ここでは,いっぺんに様々な大きさ・形(8種類)が切り抜けるハートのダイを使いました。封筒のダイも,かわいいときれいが合わさったもので,ハートとの組み合わせでいろんなテイストのカードになりそう。

抗がん剤治療を受けて闘病中だった彼女には,お見舞いやクリスマスカード等も郵送してきて...先日,抗がん剤も終了したと。回復へ向かっていると聞きました!

実は,その方には一度も会ったことはありません。友人から「妹が闘病中で...」と聞いた時に,カードを郵送したいと申し出ました。すぐに,That would be nice of you.というメッセージとともに,住所と名前が送信されてきました。

日本では,このような申し出をすることもなかったし,よく知った者とは言え,家族の住所・氏名を他人に教えること(しかも本人の許可も取らず)に抵抗を感じる人が大多数ではないか。

お悔やみやお見舞い等でよく使われるのは,You are in my prayers.(あなたのためにお祈りします)というフレーズです。こうやって,全く知らない者が病気であることを知り,カードを贈り,そして祈る。これは,友人の大事な人をも大切に想っているということ。

義姉も,親族に病人がいると「今,祈りのchain(鎖)をつなげているから」とみんなに知らせてお祈りをお願いしている。時差を計算して,いろんな国の親戚や友人らで,その人のためにお祈りを捧げるのです。

物品や金銭ではなく,目には見えない祈りの力。そして,私にとってはそれを運んでくれるのが自分で作ったカードです。

私が「趣味でカードを作っているからさ,誰かにすぐに贈れるんだよ」ということを知っている人は,遠慮せずに私の申し出を受け取ってくれる。ありがたいことです。

メッセージを書いて,明日投函します。