対象者がかなり限定的なカードですが…Tim Hortonsとは,アメリカのドーナッツやコーヒー等のチェーン店。

夫方の親戚がオーナーをしているのですが,外科手術をされたと聞いて,お見舞いのカードを作りました。
 
「ジャンクフードのカード」(2020年9月20日記事)を少しだけデザインし直したものです。
 
ドライブスルーで注文したのは…バーガーにドーナッツ,そしてカットバン&痛み止めのカプセル薬!
 
中には,Get Well Soon(早く良くなってね)の言葉をスタンプしました。
 
ここは通常ですと店内で飲食もできますが,最も混むのが早朝のドライブスルーだそうです。開店5時には車が列をなしているとか。買うものは,もちろん,ドーナッツ!
 
朝食に揚げた甘いドーナッツ…はアメリカでは普通なんですよね。以前うちに2泊したアメリカ人3人も,「朝食はいつもダンキンドーナッツ」ということだったので,前日にどっさり2食分を買いに行きました。ちなみに,ドーナッツのお供はコーラ2缶。くどいようですが,朝ごはんです。
 
同じテーブルで,夫はシリアルを食べ私はご飯と味噌汁。みんな同じ朝食というのはムリです。日本で誰かの家や旅館に泊まったら,当たり前ですがみんな出された同じ物を頂く…。一方,アメリカでは,食べたい物を食べるというのはワガママではなく,「自宅にいるように気楽に過ごして」というもてなしの精神によるもの。お客さんに,家主に気を遣いながら無理して食べさせるのは,もてなしたことにはならないのです。
 
日本人同士だったら,きっと「毎朝ドーナッツだなんて健康に悪い」とか「だから太っているのだ」なんて,説教される。せっかくのドーナッツだけでなく,人間関係もまずくなります。多人種が暮らすこの自由の国においては,余計なおせっかいどころか,人権侵害に当たるでしょう。
 
…日本では,その場で言わなくても陰で言われますよね。しかも,「毎朝ドーナッツを食べている人」なんてレッテルを貼られてしまう。

慣れもありますが,少々のことではアメリカ人の言動にはビックリしないし,驚いても顔や言葉に出しません。喜びなどの表現は大げさにしても,人権侵害になりかねないことには注意が必要です。
 
日本人には考えられないことでしょうが,「ドーナッツを毎朝食べるのは,健康上良くない」ということを知らない人もいる,絶対に。それでも,老婆心などは出さずに,「ドーナッツ好きなんですねぇ」くらいにとどめておきます。