サンタクロースは載せていませんが,サンタの気配を感じさせるカードです。

左上は,煙突。背景は真っ暗ではなく,白い水玉模様の柔らかい灰色にしています。

 

ミトンをつないでいるトワイン(紅白糸)は,こげ茶色の枠線をくるりと一周させました。

 

ストローも紅白で統一。ダイカットしたストローにきれいに赤線を入れるのは難しいので,あらかじめ線を入れた紙をカットするとよいですね。ここでは,ストライプの柄紙をダイカットしています。

 

ミトンも帽子も赤ですが,背景にノルディック模様を使って布のぬくもりを表現。紙で素材感が伝わるようにするには,布模様や板などの素材が印刷された柄紙を使うことです。

 

右下は,サンタへのクッキーとミルク。クッキーのダイはなくても,スカラップ円のダイの一部でクッキーに見立てることができます。

 

使用したダイは,家とスカラップ円を除いてすべてTaylored Expressions。残念ながら,ミトンとミルクは廃盤になってしまいました…。

 

サンタクロースそのものズバリよりも,「あ,これはサンタにちなんだものを集めたのか」と想像してもらうのが楽しいですよね。考えてみると,サンタのスタンプはいくつか持っている(中古がほとんど)のに,使ったことがないような…表情付きの人物を入れると,パッと見はかわいいのでしょうが,そこで終わってしまう。受け取り手の好みに合うとは限りませんし,すぐに見飽きられてしまうのであまり作りません。とはいっても,せっかく持っているスタンプですから,ナントカ使ってみようかとも思います(来年?)。