縦長のソリを生かした,縦長のカード(約10×23.3㎝)です。
ソリとセンチメント(Taylored Expressions)のダイは,デザインが洗練されていて美しい!よく見るのはソリを横から見たダイですが,これは堂々たる正面向きです。横向きはデザインとしてはありふれていて,装飾的ですが古めかしく,幼稚な感じも受けます。正面向きは平面的なはずなのに,かえって立体的に見えるから不思議。
Circles Words Christmas(Tim Holtz)のダイは,24・25の数字とDEC(12月)やjoy等の単語が入った12パーツ入りのセットです。ここでは,既にSeason's Greetingsの言葉があるので,25という数字にとどめました。
外側の円はカットされず,いわゆるカットアウト(切り抜き)式のダイですから,カードの表面も直接切り抜くことができます。カットアウト式のダイはいくつか持っていますが,美しい(主張や癖のない)形のダイを選ぶのがコツだと思います。
ソリのロープ部分には小さな穴があいており,紅白紐はSEASON'SのS(ちょうど中央!)に引っ掛けました。
ソリは薄い色の木目を横向きにダイカットし,カードは濃い色の木目を縦向きにしてメリハリを。
ここでは,伝統的な赤・緑色で作ってみましたが,寒色系の水色に金属部分はシルバーでも。濃い緑に,金属部分のゴールドの組み合わせもカッコいいですね。薄い色のソリなら,背景に濃い赤×緑のチェック柄などの柄紙も持って来ることができます。逆に濃い色のソリならば,背景を雪の白にして雪の結晶を散らしても。ホント,いろいろできます。
ソリの飾りも,松(モミ)の枝・ポインセチア・赤い実・スケート靴・ミトン・ヒイラギ・リボン(紙・布)…と工夫次第。クリスマスのモチーフにこだわらなくても,受け取り手が好きなもの(絵が趣味なら絵筆とか)なんかにすると,よりオリジナル感が出て楽しそう。
手渡しなどで封筒が厚めになってもいいのなら,大きな布リボンや鈴をつけてもいいですね。...ついついやり過ぎてしまいそうなので注意!
贈る相手に合わせ,柄紙や飾りのパーツを選ぶのは楽しく,一人ひとり全く違った作品が簡単に作れそうなので,来年…のクラスでできたらいいなぁと思います。
私用ではアメリカ国内向けに数枚作り,既に贈り始めました。全く同じカードではなく,少しずつ飾りを変えて作ると飽きません。
ところで,今となってはわかりませんが,アメリカに住む前だと,この形でソリだと認識できたのかどうか?うちのドアにも掛けてあるんですが,ソリの正面向きの飾り。日本では雪がほとんど降らない地域に住んでいたので,ソリもなければソリ滑りという遊びもなかったし…見たことがなかった。日本にいたら絶対に作らない,考えもしないデザインのカードです。