銀行に贈るサンキューカードを作ろうと思ったのは数カ月前。ただ,銀行って郵便局やゴミ収集車等に比べて圧倒的にモチーフが少ないんですよね。現金・クレジットカード・小切手...ロビーや窓口もシンプルなカウンターのみ。お金を前面に押し出したデザインも下品ですし...そういう訳で「ひらめく時」を待っていました。

...ようやく完成!
壁に貼ってあるポスターは,金色と黒で重厚感を。透明のアクリルボードは大きく奥行き(1.5インチ)を持たせ,万全の防犯体制を表しています。

アメリカの紙幣は薄黄緑色なので,greenとも呼ばれています。よって,$は黄緑色のダイカット。

上から見たところ。
床には,6フィートごとにソーシャルディスタンシングの靴のマーク。靴跡のスタンプは,ずっと前に作った(「3Dポップアップ その2 学校の廊下」2016年6月9日記事)消しゴムはんこです。

ポトッと落ちているのは,黒いマスクと1セント硬貨(ペニー)。ペニーは,ホントよく落ちていますネ。アクリルボードには,床のサインとマスクが反射して映っている!

このアイデアは,先日定期健診で歯科医に行った際に得たものです。診察室の壁に,"Keep calm and mask on"のポスターが貼ってあったんですよ。歯のクリーニングどころではなく,さっさと帰宅してカードを作らねば!と。

使ったスタンプはこちら。
右側がオリジナルで,CARRYをもじったデザインはTシャツやマグカップなどいろいろ販売されていますね。左側のスタンプは,「お茶を淹れましょう」(「お茶入れ箱その2」2016年3月19日の記事)。

銀行用は2枚作り,1枚は先日銀行関係のアメリカ人の友人に預けました。行員の皆さんに喜んで頂けたようで,入口に飾ってあるそうです。

それから,かかりつけの歯科の受付台に置いてあった歯科関連グッズはすべて撤去されていましたが,何と私が贈ったカード(8月7日記事)のみがアクリルボードの後ろに飾ってありました。
開いたところ。
小さなことしかできませんが,感謝の気持ちを多くの人が共有できるとよいと思います。