引き続き,ガーゼ地でマスクを作っています。
ダブルガーゼの4枚重ねですから,8枚の厚さ。裏から縫って表に返し,両端を中に折り込んで(押し込んで)いるので,ガーゼは16枚の厚さになります。ゆっくりゆっくりミシンがけ...。
通常(筒状)のゴム通し部分は作らず,毛糸針を使ってマスクの内部に糸ゴムを通しました。こうすることで,端の段差もなくなってよりフィット。
日本の友人に教えてもらったのですが,上下部分を縫い合わせたものを表に返してから,縫い代を割ったところをミシンで押さえるのがポイントだそう。目の粗いガーゼのほつれを防ぐと同時に,マスクの形をかちっと保つことができますね。ただ,縫い留めたワイヤーをミシン針が引っ掛けてしまう失敗が…。
ダブルガーゼ地を左右一組ずつ中央で縫い合わせるため,裁断するパーツは8枚。10か所もミシンで縫い,ワイヤーは手縫いでつけているので,結構時間がかかっています。
先々週の月曜日(3/9)に日本へ向けて3枚送り,失敗&試作品(4枚)は自分用にして,新たに日本へ13枚(3家族分)郵送。窓口の郵便局員さんが手作りっぽいマスクをしていたので聞いてみると,「郵便局の利用者が窓口業務の局員に1枚ずつ作ってくれた」とのこと。1枚ずつしかないと言うので,(いつになるかわからないけれども)作ってあげますと申し出て来ました。どんなにウィルスが蔓延していても,仕事で接客業を休めない人もいる…こうやってがんばっている人のお陰で,最低限の生活が保てていることに感謝。少しでもいいのでできることをやって日々を過ごしています。
今度はプリーツタイプも作ってみようと思います。