それは,食器!今期の朝ドラは陶芸家の話なので,うちの食器について考えてみた。
衣類や雑誌とは違って,一度家にやって来たらよほどのことがない限り処分しないのが食器。ここで書いているのは,スプーンなどのカトラリーや計量カップのような調理器具ではなく,皿・マグカップ・グラスなどの陶器やガラス・木製品の入れ物のこと。ただし,木製品は割れる心配もなく軽いので,カトラリーを中心にコレクションしている。
2019年には,主人が注文したマグカップ(自著の表紙入り)が2つ。頂き物のガラス器(2)と醤油皿(2)。日本で購入したお椀4つ(前のは古くて亀裂が入っていたため)。ガラスの保存容器(5つ)も入れると,いずれも小さいがわずか一年で15個も増えた...。昨年に処分したのは物入れに降格したマグカップ1つ。15マイナス1で14個増加。
2018年は,自分で買ったクリスマス用の陶器のキャンディ入れとイースター用のグラスが2つ。そして,頂き物のマグカップ(Norman Rockwell)。合計数4つ。物入れに降格したマグ1つで,4-1=3つ増加。
2015〜17年の3年間で増えたのは意外に少なく,計5個くらいか。2014年は日本の友人がレストランを閉めたので,手作り(波佐見焼)の食器をたくさん頂いた。これは要る物だけを自分で選び,今もしょっちゅう使っているからよしとする。2013年は,友人宅で成型して焼いてもらった波佐見焼などもあって,結構増えた。
2015~2019年の5年間で約22個も増加。引き出物やお返しの文化もないのに!食器だけで!ちなみに,1つも割れていないと思う。古いのももったいなくて捨てられないし,今後ももらうことはあり得るから,とにかく処分しないなら買わないことに尽きる。クラフト用のパンチと同様で,食器は重いしかさばる。地震が起きる土地ではないが,高いところに食器を積み重ねるのは落ち着かないので,飲み物容器を除いて他はすべて腰より下の棚の中に収納している。作りつけの棚は倒れる心配はないが,食器を高いところから下ろすというのは面倒。収納場所を地下室にすると,取りに行くのが手間であり,存在すら忘れそうな気もする。第一そこまでの量が必要ないし,地下室OKにするとブレーキが効かなくなるだろう。引っ越すとか収納場所がないとかいうのではなく,必要以上の物を管理したくない,それだけ!
男性に比べて女性の荷物は重い物が多いそうだ。キッチン家電や食器は男女関係なく使うものだが,選んで増やすのは女性の方だろう。食器は同じものを複数セットで買うのであっという間に増える。昨年は古いパソコンを3台リサイクルに出したが,重くてかさばる物が複数家からなくなったというだけで,実に爽快だった。
増やしたくはないが...昔から好きなのはイギリスのボーンチャイナの食器だ。高級品なので日本で働き始めてから少しだけ買い集め,アメリカにも持って来た。今年予定しているヨーロッパ旅行で好きな食器1,2点に出会えたらラッキーかも。
しかし,家にはクラフト関係や季節ごとの飾りが山のようにあるので,食器は増やさないように努めたい。