今日はGood Friday。先週末にイースターのイベントのボランティアに一日行って来ました。

 

70組以上の家族連れがやって来ました。日本人はボランティアも含め私一人。着ぐるみのイースターバニーと写真を撮るのですが,20人以上の赤ちゃんが「怖い」と泣き出しました…まー,確かにそうなんです。イースターバニー…大きさもさることながら,なんと言っても怖いのは目。かまぼこ型(半円)に空いたところからのぞく目が遠目にも怖いのです。中の人の目そのものは優しいんですが,切り込みの形が問題。大人の私が見ても「わっ」と一瞬ひるんでしまいました。にらんでいるというか,悪さを企んでいるような雰囲気を醸し出していて…。これがまん丸目だったらかわいいのに!日本人だったら絶対にこんな恐ろしい目にはしません。しかも,アメリカ人スタッフの皆さんは「意味がわかってない年だから,そういうもの」とコスチュームの改善に思いも馳せる様子もなし。

 

サンタクロースでも泣く子はいますが,少なくともサンタさんはかぶり物はしておらず顔は人間のまま。赤い服を着てひげを生やしている好々爺でHOHOHOと発してくれますが,イースターバニーは無言です。Hop Hopとか言うわけにもいかないので仕方ないのですが。それに,耳が長いのでとにかく大きく見えるのでしょう。何にしても,そりに乗ってプレゼントをくれるサンタさんのように何かキャラクター付けやストーリーが必要ですね…。

 

日本では,テレビでも観光地でもご当地キャラクターの着ぐるみ人形を頻繁に見ることがありますが,アメリカの子ども達は慣れていないこともあるのかもしれません。

 

最新のデザインでないのが,またアメリカらしいところ。伝統的なウサギ(?)ということで,子どもに合わせていないところがまたいいのでしょう…。アメリカ文化ですね!

 

でも,3歳くらい上の子ども達には大人気。興奮した子ども達からI love youと愛の言葉をかけられたり熱いハグを受けたりしていました。ホンモノのウサギを連れた女の子なんかは,イースターバニーに本物のミニニンジンを分けてあげていました(笑)。