時代とともに変わってきているとは思いますが,実家のある地域では旧暦の4月3日に桃の節句を祝っていました。

これは,日本に住む友人が送ってくれたひな人形のクロスを額にしたもの。主人が「こんなにきれいなものをタンスの肥やしにしておくなんてもったいない!」(同意の英語で)と言うので,額装専門店で額縁を注文しました。

 

色がとにかく鮮やか。赤~ピンク系のトーンが子どもっぽくなく落ち着いている。人形の着物などはアウトラインの線ではなく面で絵柄を表現していますが,エッジもぼやけておらずくっきりしています。

 

額のマットは屏風と同じからし色を選び,額は細めの黒でぴしっと締めてフォーマルな感じに。

 

額のガラスは普通のものとmuseum glass(博物館展示用ガラス)の2種類があるのですが,何というか,この普通のガラスが不自然なほどに曇っているんですよね…。高価な方のミュージアムガラスを選ぶしかないという無きに等しい選択をします。送ってくれた友人は「額の方が何倍も高いので申訳ない」と言っていましたが…。