道具はパンチのみを使用したカードです。

 

白紙をパンチで切り抜いて,下に緑色の紙を貼っただけ。クリスマスのモチーフも使っていないし,言葉も入れなかったので,冬(1~3月)の何でもカードといったところです。もちろん,緑色でなく赤や青などどんな色でも組み合わせができますね。

使ったのは,マーサスチュワートのマグネット式パンチとEKサクセスのボーダーパンチ(edger punch)の2つ。

スノーフレークのパンチは本当にいろいろなメーカーから出ていますから,自分にあったいいものを根気強く探すことです。

 

マグネット式のパンチは,all over the page (ページ全体)パンチという名称がついています。普通のパンチはハサミのように一体になっていますから,数センチ程度までしか紙を差し込むことができません。一方,これは上下2つに完全に切り離されていて,強力な磁石で紙を挟んでパンチアウト。位置合わせをしっかりしておけば,きれいに一列に並んだ雪の結晶ができます。

 

きれいに抜けるし,12インチ四方の紙のど真ん中もパンチができるのはいい点です。しかし,厚手の紙でなくてもそれなりの力が要ります。そして,このマグネット式のパンチの重いことといったら…。

 

マグネット台の正方形の一辺の長さは,11.5cm。重さは352g。定価は19.99ドル。

 

この種類のパンチは一度クラフト店のクラスで使わせてもらったことがあったので,一つくらい持っていてもいいかと思って購入。特にこのマグネット式のものは大型で重いし収納場所を取るので,私はこれ一つで十分…。

 

体験ってことで,一度クラスで使ってみてもよいですが・・・何か切り抜きたいものがある方は,どうぞ用紙をお持ちになってお切り下さい。特に買う必要なし,というのが正直な感想ですが,紙全体にレース模様をパンチして透かし模様風の飾りを作る場合はいいかも。

 

紙の端に繰り返し模様をパンチする道具は,border(ボーダー)やedger(エッジャー)パンチと呼ばれています。切り抜いたに残りの部分(ネガティブ)が使えるかどうかも購入する際に考えておくとよいでしょう。これは,きれいに抜けたスノーフレークの方も使えます。

 

ボーダー模様はダイもありますが,ダイカットマシンに差し込める紙のサイズに制限があるため,パンチはパンチで有用な面も。しかし,繰り返しますがパンチは重く,立体的で大きさが不ぞろいなので収納も難しく収納スペースもかなり要します。いくら広い収納スペースがあるといっても,手が届く範囲になかったり奥にしまっていたりしては,メンドウで使わなくなったり忘れたりしてしまいます。自分の使用目的や頻度,紙サイズを考慮した上で購入するのがいいでしょう。