渡米した当初は,本当によく裁縫をしていました。日本でスタンプはコレクションしていたものの,スクラップブッキングというものを知らなかったので,クラフトといえば裁縫。刺繍機能付きのミシンは唯一日本から持って来た大物でした。
日本にいた頃から好きだったデビーマムの布地は,田舎の店ではほとんど入手できなかったのですが,アメリカに来てからはいろいろな柄を購入しました。
異なる裏表の布地で数種類作ったのが,ランチ・マット。これは,クリスマス柄なので11~1月上旬用です。
片面は靴下・ツリーなどで,反対側は赤いスノーフレークのリバーシブルにしました。このスノーフレークは,本当にいい!柄がシンプルなものは,線の太さ・大きさ・形・色など気に入ったものを見つけるのが難しいんですよね。
接着芯を入れて直線縫いしただけの簡単な作りなので洗濯にも十分耐えられ,丈夫なのでもう10年くらい使っています。
セットでコースターも。いずれも4枚ずつ縫いました。
デビーマムさんは布だけでなく食器や紙のデザインもされていて,ティーポットやカレンダーなどいろいろな商品を見かけます。どなたも一度は目にしたことのあると思います。Reminisceから出ていた柄紙と同じ靴下柄の布を見つけた時は,びっくり!!
色がきれいに撮れませんでしたが,左側は柄紙です。
デビーマムのデザインは,何といっても柄の細かさと色の鮮やかさです。普通の布地では細かい絵柄は線や色がぼやけてしまっているのが多いのに,彼女のはくっきり。細いペンで描いたような線で,広範囲にわたって丹念に柄が描き込まれていて見飽きることがありません。繰り返し洗濯しても色落ちもしないし,今でも鮮やかな色を保っています。
好きな布地をペーパークラフトに生かす場合,そのまま使うこともありますが…カラーコピーしてもOK。厚紙にくるんでテープなどで固定して布地をぴんと張って…布の風合いも残しつつ結構きれいな色が出ます。