ペーパークラフトの作品ができたら,まず主人に見せて意見を仰ぎます。

 

カードなど作ったこともないし,デザインや色などの勉強も全くしたことがないのに(理数系のカトリック校に通っていたので,アート系の授業は一切受けたことがない)…非常に的確な意見をもらえるからです。

 

つまり,容赦のない批判。

 

「So what?(だから,何?)」,「こんなの誰が作りたいのか?」,「どこにでもある普通のカード。何の表情もなく,全く印象に残らない」,「無理やり組み合わせただけ。かわいいと思うものを集めればかわいいカードになると思ったら大間違いだ」,「この取ってつけたようなハートに何の意味があるのか」,「最悪のデザイン。Just terrible(ただ,最悪)」,「コメントのしようがない,救いがたいカード」・・・。

 

こう書けば結構すごいことを言われていますが,慣れていますし,正直なコメントを求めていますから…。

 

そして,見た瞬間に「この色を黒に変えればいい」や「この飾りは外すべき」という改善点までくれます。

 

私もぶつぶつ言いながらクラフト部屋に戻って,言われた通りに合格(?)するまで作り直します。

 

「カードについては全くわからないけれど,自分はアメリカ人だから,アメリカ人の好みはよくわかる」というのです。

 

センスの問題でしょうかね・・・よく「センスがない」とか「センスは磨ける」等と言いますが,センス(sense)は感覚という意味。 元々備え持っている人には太刀打ちできないように思います。

 

私は,ほめられるよりも厳しい意見を言われた方がよりよい物ができます。ほめられたらそこで努力を止めて油断してしまうから。批判がないといいものができないので,ありがたく頂戴します。

 

アメリカ人の生徒さんもクラフト経験が豊かなので,いいアドバイスをくれます。感謝!