昨夜は,大統領候補による最後のテレビ討論会でした。

 

主人は「馬鹿らしいから絶対に見ない(アンタも見てはいけない)」と断言しておりました。で,「時間の無駄」とまで言っていたにも関わらずテレビはついていたのですが,見ていたのは…昨夜から始まった新シリーズ「ドクターX」(笑)。日本語もわからないのに。ま,楽しみにしていたようなのでね…。構成はある程度パターン化されていますから,細部がわからずとも全体のストーリーはわかるわけです。

 

「大学でアメリカ政治や国際関係を教えているモノが,テレビ討論会を見ずに言葉のわからない日本語のドラマを見るとは!!」とかなり呆れましたが,討論会の内容はわかるがドラマは違うってことで・・・。

 

話は変わって,ハロウィンの飾り。これは,ひとめぼれして買ったオーナメントです。ガイコツがリンゴの温泉(?)に浸かって気持ちよさそう!楽しくて,ストーリーもできてきます。2階のクラフト部屋のドアに吊るしています。

 

ハロウィンでポピュラーな伝統的な遊びといえば,このbobbing apples。水を入れたたらいのような入れ物に浮かんでいるリンゴを口で加えとる遊びです。大昔,日本のハロウィンパーティでやりましたが,小さなリンゴの存在すら知らず,大き過ぎたリンゴに皆あごが外れそうだったんじゃないかと思います(笑)。第一,衛生的にどうなのかという問題もある遊びですな。

 

このミニチュアは,確か昔,フランケンムースで購入した記憶があります。通りに面したところにミニチュア専門店があって,それはもう繊細で・・・夢のような店でした。数年前にその近くの店で尋ねてみたら,もう閉店したということでした。主人が好きだったドイツの木工職人による木彫り細工の店も閉店。

 

残念なことに,こういった職人さんによる本物の店がどんどんなくなっていっています・・・。

 

ここ数年思うのは,ハロウィンの飾りで好きなデザインが全く売っていないということ。アニメっぽいのか,気持ち悪いのかのどちらかになる。大人向けのアニメっぽいのは「かわいい」のかもしれませんが,リアルさ(写実的という意味ではない)に欠け,深みがない。気持ち悪いのは「怖さ」をねらっているのでしょうが,色も質も安っぽい感じがします。

 

ペーパークラフトにおいてもそうですが,動きなどにリアルさがあるものが好きです。例えばコーヒーカップでも,長方形から半円状の取っ手が左右にくっついたものではなく,ななめ上から見たものとか。平面の紙に押すスタンプだからといって奥行きのないデザイン(正面からだけ)はさらに薄っぺらさが増してしまいます。マーカーなどで影を入れて立体的にすることもできますが…。

 

このガイコツのミニチュア,左手はおけの外に出していて,リラックスしている・・・「ガイコツ=気持ち悪い」のではなく,黒目までついていて何ともユーモラスなんです!