これを思いついたのは,専門店で赤のチェック柄を探し求めていた時。BBQ(ピクニック)の何かを作りたいと思って赤のチェック柄紙の裏を見たら…牛乳瓶柄になっているのです。このずらりと横に並んだミルクボトルを最大限に生かしてやらねば!という使命感(?)に駆られ,一気にできあがりました。

楕円形のダイカットの底板に,側面は長方形の用紙ですから,作り自体はシンプルです。

しかし,気をつける点がたくさんあります。

細長いホットドッグをイメージして,楕円形の入れ物にしています。筒が錘状にならないように(上方の楕円が小さくならないように),側面をゆるやかなカーブにすること,そして紙がしわになりにくいように工夫して作ります。

波状のリックラックリボン(山道リボン)を,ホットドッグのマスタードに見立てています。リックラックリボンは紙ケーキなどの飾りとしても使えるので,白やピンクなどいろいろそろえておくといいと思います。

楕円形の入れ物が作れれば,円形も同じ要領でできます。側面が曲面でない四角形~多角形においては,もっと簡単です。

五角形ならば,野球のホームベースやサッカーボールをモチーフにしたもので,スポーツ関係のものができそう。六角形ならば,亀の甲羅・鉛筆・ハチの巣・ボルト・雪の結晶など実に様々なものができます。八角形ならば交通標識(STOPサイン)というように。

形にもきちんと意味を持たせて作ると,統一感が出て完成度の高い作品になると思います。