長崎はほんとぅ~に坂が多く,信じられないような急斜面に家がぎっしり建っています。

これは,急カーブのある狭い坂道に小さな家が建ち並んでいる長崎をイメージしたカード。

飛び出す切り込みの折り目の位置を変えただけで,カード内に奥行きや高さが出ます。切り込み・折り線はシンプルなのですが,線が多くてやはり混乱しやすい…クラスでは,裏面の折り目には鉛筆線を,切る箇所には赤ペンで線を入れて簡単にできるようにしています。

家のダイ(IO)は,7種類の家がセットになったもの。

手前に大きめの家を配置して,濃い緑の地面と山の背景には明るい空。いつも通り,遠近感と明度差を出して立体的に見せるのが基本です。

水玉の緑色紙は,これも私の定番BoBunny。手触り・紙の厚さ・色合い,すべて最高の紙!「水玉模様なんてどのメーカーでも同じ」ではないことを実感する紙です。

赤の差し色を入れてもよいなと思いついたのは,消防自動車…そうすると火事の火も赤…いくら何でもそれは…もちろん,頭の中だけにとどめておきます…。

差し色があればまずそこに目が行きますネ。これは特定の家に焦点を当てているわけではないので,あえて色数とトーンをおさえて落ち着きのあるカードにしました。

今日でクラフト店の"3D pop-up cards class"の第一弾が終了しました。初のカナダ(デトロイト川を隔てたウィンザーという街/Windsor)在住の生徒さんがいらっしゃいました。ウィンザーにはクラフト専門店がなく,物価も高いとか。

これは第二弾の"3D pop-up class"のコースに入れることにしています。クラスでは,別に白い画用紙で作ったテンプレートも差し上げます。