水彩画用のマスキング液を使って作ったカードです。
小中学校で習う水彩画と,大人の水彩画は全く違います。
まず,前者で使う絵具は不透明(オペーク)と呼ばれるもので,塗り重ねが難しいものです。広い面を均一に塗るのは非常に難しく,ムラになります。
一方,後者は透明水彩(トランスペアレント)を使います。もちろん,値段も顔料によってさまざまで,プロ用は小さなチューブ一本が10ドル以上のものも。使用後はパレットにふたをしておけば,多少乾いてもまた次も水を足して使うことができます。
水彩画には,白は使いません!画用紙の白を残したり,背景をムラなく塗ったりするのに欠かせないのが「マスキング液」。私が使っているのは,白ではなくややクリーム色がかったもので,画用紙の白とも区別がしやすくて扱いやすいと思います。
10分程度で乾きますので,マスキング液の上から背景を着色。さらに乾かして,マスキング液を指ではがしていきます。ここで大事なのははがす前に手をきれいに洗っておくこと!作業していると指が汚れてくるので,きれいな白を鮮やかに残すためです。
…雪の白がきれいに残りました。まるでくり抜いたかのような鮮やかな輪郭!
ここで背景に使ったのは,水彩のカラーインクです。透明水彩や他の画材でももちろんOK。カラーインクは高価ですが,水で延ばせますのでわずか1滴でカード3枚は塗ることができます。しかも,発色の透明感の美しさではダントツ!光に弱く退色しますが,漫画のカラーイラストを描いてコピーするのには最適です。クラスでは,いろいろな画材を紹介したいと思って使ってみました。

小中学校で習う水彩画と,大人の水彩画は全く違います。
まず,前者で使う絵具は不透明(オペーク)と呼ばれるもので,塗り重ねが難しいものです。広い面を均一に塗るのは非常に難しく,ムラになります。
一方,後者は透明水彩(トランスペアレント)を使います。もちろん,値段も顔料によってさまざまで,プロ用は小さなチューブ一本が10ドル以上のものも。使用後はパレットにふたをしておけば,多少乾いてもまた次も水を足して使うことができます。
水彩画には,白は使いません!画用紙の白を残したり,背景をムラなく塗ったりするのに欠かせないのが「マスキング液」。私が使っているのは,白ではなくややクリーム色がかったもので,画用紙の白とも区別がしやすくて扱いやすいと思います。
10分程度で乾きますので,マスキング液の上から背景を着色。さらに乾かして,マスキング液を指ではがしていきます。ここで大事なのははがす前に手をきれいに洗っておくこと!作業していると指が汚れてくるので,きれいな白を鮮やかに残すためです。
…雪の白がきれいに残りました。まるでくり抜いたかのような鮮やかな輪郭!
ここで背景に使ったのは,水彩のカラーインクです。透明水彩や他の画材でももちろんOK。カラーインクは高価ですが,水で延ばせますのでわずか1滴でカード3枚は塗ることができます。しかも,発色の透明感の美しさではダントツ!光に弱く退色しますが,漫画のカラーイラストを描いてコピーするのには最適です。クラスでは,いろいろな画材を紹介したいと思って使ってみました。
